明神岳東稜 2015/4/25-26

アルパイン(雪山)

K池です。
明神東稜です。
お天気もよく、最高でした。
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20130425明神東稜 064 (1)

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【メンバー】 M中(L)、K池(文)
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【行動経過(天候・タイム)】

4/26(土) 晴れ
沢渡駐車場からタクシー~6:55合羽橋~7:55養魚場~9:10宮川のコル~12:00ひょうたん池~第一階段~16:05 バットレス前(幕営)
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4/27(日) 晴れ
5:50出発~8:05明神岳主峰~9:30Ⅱ峰~10:30Ⅴ峰~南西尾根2550mあたりから西の支尾根~前明神沢~登山道~14:05上高地バスターミナル
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【記録】

4/25(土)晴れ
開山祭前とあって、カッパ橋も落ちついた雰囲気。見上げる穂高は見るからに雪が少ない。宮川のコルまでは夏道、時々雪渓。そこからひょうたん池までが意外と遠くしんどかった。このルート、積雪期の雪崩リスクは相当なものと実感。

9:10宮川のコル

9:10宮川のコル


尾根に乗り、第一階段までの間にM中さんのカメラが紛失。GW中に拾われて届けられることを祈る。第一階段の1ピッチ目はややたっている。残地ハーケンあり。

12:55第一階段1ピッチ目取り付き

12:55第一階段1ピッチ目取り付き


念のため続けて2ピッチ伸ばし、その後はコンテで進む。

20130425明神東稜 015 (1)
ルートは雪、時々ハイマツというかんじ。16:05無事にバットレス前到着。

20130425明神東稜 025 (1)
幅もあり快適なテンバ。昼間暑かったのに、日没とともにかなり冷えてきた。軽量化のためフライを置いてきている。8時頃早々に就寝。すごい星空、無風。

4/26(日)晴れ
朝はテント内が凍っていた。5:50出発。快晴。正面左の雪面をつめ一枚岩のフェイス前まで1ピッチ。核心といわれるフェイスは近づくとそれほど斜度は無く、残地ハーケンが豊富。最後がやや難しい。一枚岩の終りに新しいスリングで支点が作られていたのでそこで切った。その後はやさしいが念のためつるべで2ピッチ伸ばし、頂上直下に。

7:30 テン場~凹角フェイス~この写真まで3ピッチ

7:30 テン場~凹角フェイス~この写真まで3ピッチ


8:05明神岳主峰到着。穂高の山々のみならず、遠く富士山のひだまで見える。慣れないタイマー撮影をして主稜線の下降にかかる。
主稜線はほぼ雪が無く、ガレた斜面の踏み後を辿りコルへ。Ⅱ峰は正面左の凹角を1ピッチ。

9:25 Ⅱ峰登り返しは1ピッチ。

9:25 Ⅱ峰登り返しは1ピッチ。


ホールド豊富だが、ステップが大きく荷物が重いとしんどい。主稜線でロープを出したのはここだけ。Ⅴ峰からは南西尾根を下るつもりだったが、踏み後+赤布を辿ると2550mあたりの分岐で西の支尾根にのった。

10:55 Ⅴ峰下りはじめ。

10:55 Ⅴ峰下りはじめ。


我々は2300m付近で前明神沢に入り、がんがん標高を下げ、12:40登山道に合流。14:05バスターミナルに到着。

12:40 前明神沢と登山道との合流地点。

12:40 前明神沢と登山道との合流地点。


(K池)

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