谷川岳 一ノ倉沢 衝立岩中央稜 2016/5/21

アルパイン(夏)

メンバー:A山L、T崎

5:00 谷川ベースプラザ発
雪渓は一ノ倉沢出合を暫く過ぎてからと、例年の6月中旬くらいの雪量だそうです。
アイゼンを付けて雪渓を通過しアイゼンと靴をテールリッジ取付にデポし、アプローチシューズで取付きへ向かう。テールリッジ取付より南稜パーティとは別行動。


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6:50 中央稜 取付着
先行6人パーティが、一ノ倉沢出合から先行しているのを見つけており、皆さん同ルートだったが、ご厚意で譲って頂いたので、手早く準備して開始。

1P IV 40m A山
スラブからフェースを登る。取付きから見える所が終了点。

2P II 25m T崎
左側のルンゼを登る。終了点から更に上がってしまい、中央カンテのパーティが左手に見えた、クライムダウンで戻る。

3P IV 25m A山
右側にトラバース凹角からフェースを登る。

4P Ⅴ- 25m T崎
フェースからチムニーを登る。

5P Ⅲ 25m A山
凹状フェースを登る。

6P Ⅲ+ 40m T崎
ピナクル上部を目指してルンゼを登る。

9:40 着
今回は北稜下降をせず、6P目より懸垂下降。
後続のパーティも6P目及び5P目から同ルート懸垂下降しており、待ち時間あり。


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懸垂⑴ 6P終了点~ピナクル 60ロープ一本

懸垂⑵ 上記~3P目終了点 60ロープ一本

懸垂⑶ 上記~2P目終了点を回り込んだ所
60ロープ一本、途中足りずT崎のみ60ロープ一本二回で到着

懸垂⑷上記~1P目終了点、40m位
T崎は60ロープフルスパンで5mクライムダウンで取付き着。
A山は1P目終了点、40m位でロープを回収、一本で降りたが3mクライムダウンで取付き着。

下降時混雑の為、60ロープフルスパンは一回のみ。

12:00中央稜 取付き戻り。
落石を避けるため、10m位降りた所で南稜パーティを待つので待機。

14:40 南陵パーティと合流。
16:30 谷川ベースプラザ着。


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<T崎感想>
今回初谷川の一ノ倉沢衝立岩中央稜でした。
天候も安定し、不安定なホールド、支点に気をつけつつ快適な登攀が出来ました。A山さん、どうもありがとうございました。

先行パーティがいない状態で譲ってもらい、先を急ぐ気持ちもあったが、2P目のリードで支点を過ぎてしまい、トポのみでは分からない所ではロープがどの程度出ているか、戻る事は可能かを判断して危険回避すべき事を実感しました。
今回の山行の前週に小川山でマルチトレを行い装備の軽量化も課題であったが、問題ない重量で行えました。

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