メンバー:Y田L、I、T橋

8/11 快晴
奥胎内ヒュッテ7:30 – ダム上の工事用橋脚下から入渓9:30 – 楢俣沢出合12:30 – 団子川原16:15(C1)

胎内川下部ゴルジュから遡行すべく、工事中ダムを巻くためまずは胎内尾根に登りダムを越えた辺りでルンゼを下降、工事用道路を少し歩き橋の下から30mほど懸垂して沢床へ。
そこからは明るいゴルジュが続く。主にへつり、泳いでたまに巻きつつも水線を進む。滝の段差はせいぜい1m程度だがなかなかの水量で泳ぐのも大変。増水したら死んでまう。流木にスリング掛けてA0して越えた段差もあった。しかしこのゴルジュもダム湖に沈んでしまうとは、惜しい。

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楢俣沢出合からは去年も通ったルート。暖かいので泳ぎ中心で進む。去年冷えて失敗したニセ浦島もぶじ突破。後続をロープで引く。河原を歩き飽きた頃に団子川原に到着。テン場設営の容易さ優先でここで幕。魚影は薄かったがアブが攻めてくる中、まあまあのが一匹だけ釣れて、なぜか今までイワナに縁のなかった桃ちゃんに喜んでいただきました。

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8/12 晴れ
C1 5:30 – 西俣出合 6:15 – 本源沢出合 14:30 – 作四郎沢出合手前(C2 )16:15

寝てる間にブヨが襲ってきたらしく、約一名ボコボコの朝。
西俣出合を過ぎるとゴルジュに突入、滝と淵が断続的に続く。登れるものは登る。堰堤状6mを右壁から濡れたラインで登ったがかなり悪かった。肩絡みビレイなのにIさんテンションはやめて…。

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胎内くぐりは気がつけば過ぎてしまっていた。本源沢出合手前の登れない10m滝は右岸からの大高巻きだが、岩と草付きのトラバースがかなり悪くサビサビの残置ハーケンに助けられながらの登攀となった。懸垂40mで沢床に戻る。
本源沢出合の先は登れない滝があって巻きも悪いとの情報だったので、滝も見ずに本源沢へ入り連瀑を三つほど越えてから左岸のコルに上がり本流へ戻る。
ここらでもういい時間となる、次のゴルジュ入り口を見てから戻った河原にて幕とする。

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8/13 快晴
C2 5:30 – 7:20作四郎沢出合 – 10:40坂上沢左俣出合 – 5段滝上16:00 – C3 18:30

いきなり胸まで水に浸かってーので始まった。朝イチの巻きは右岸稜線まで巻き上げられたが懸垂2ピッチで作四郎沢出合に復帰。
本流の水が汚く見えるなと思ってたら6階建てくらいのビルが崩れたかのような大崩壊地!結構新しいもののようだ。プチバックウォーターが出来上がっていた。

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坂上沢左俣出合の滝は結構立派。左壁カンテも登れそうだったが楽しそうな水流直登ラインで登る。(ヒヤリハットあり)
その上にも連瀑は続き、登れるものが多くてて楽しいがロープ出しっばなしのためかなり時間を食った。迫る夕闇の中、左岸藪漕ぎ高巻きでどんどん巻き上げられる…お座りビバークはヤなのでルンゼの下に垣間見える河原を目指して懸垂。
滝下だがそこそこ広い岩場で快適に寝られた。この旅最後の焚き火を楽しむ。

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8/14 曇り稜線時々ガス
6:00 C3 – 9:00最後の連瀑7段60m – 11:30稜線 12:30二ッ峰 – 16:00門内岳 – 16:10門内小屋(C4)

曇りだがもわっとして生暖かい朝。目の前の滝は右壁から越えられ昨日懸垂で降りた価値が増した。さすがにもう四日目なので泳ぎはなかろうと思っていたが、ばっちり首まで漬からせていただいた。源頭へ向かってもしつこく1-2mの滑る小滝が続く。最後は藪っぽい溝を詰めていくと稜線へ出た。

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二ッ峰手前の稜線でA久Pとの連絡が取れ一安心。ガスに巻かれて無駄に激藪漕ぎしたりしたが、途中刈払い道を見つけその後はすいすい。振り返るとピラミダルな山容の二ッ峰とテーブル状の滝ノ峰が美しい!沢の源頭にまだ残るお花畑を楽しみながら歩き門内岳へ。
けっこう満員な門内小屋で干し物大会。異臭のため誰かが窓をそっと開けてたのにも気がつかず、勝利の美酒に酔いしれていた。

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8/15 曇りのち雨
門内小屋5:25 – 7:10頼木小屋 – 8:00大石山 – 10:30奥胎内ヒュッテ

眺めのよい縦走路を満喫。涼しいうちに樹林帯へ。頼木川の雪渓は2週前と比べすっかり減っていた。奥胎内ヒュッテにまさに着く頃ザッと本格的な雨。今回は本当に天気に恵まれた山行だった。