3/18(土)
一ノ倉沢出合泊。
一晩中、強風。


3/19(日)
4時30分出発。
上空はガスに覆われ真っ暗闇の中、トレースを追う。傾斜が強くなってくる。
「??」。。いつの間にか一ノ沢に入り込んでいた。本谷へ戻る。
テールリッジを慎重にこなし、中央稜取付きへ。対岸の滝沢リッジ取付きには英明さんパーティの姿。風が強くなり雪が舞う。

1ピッチ M藤
傾斜は無いが、逆層スラブに中途半端なスカ雪が乗っていて悪い。
下部は貧弱なブッシュをランナーにとり登る。上部では、埋まったハーケンを掘り出しつつ終了点へ。
風が更に強くなり猛吹雪となる。


2ピッチ N野
雪に覆われた微妙なバンドをトラバースしルンゼへ。夏は階段状で簡単だが、冬は結構難しい。雪量増え、滝沢からは雪崩がバンバン墜ちる。

3ピッチ M藤
トラバースから凹角を直上。壁の雪を払い落としながら、ドラツーで登る。
プロテクションも取れるし、かなり楽しい。見上げる4ピッチ目は、チムニー内のクラックが雪で塞がれ魅力的に映る。
しかし、至るところで雪崩音炸裂。流石にこれ以上はマズイだろうと、後ろ髪引かれる思いで下降に入る。
すっかりトレースの消えたテールリッジを慎重に下り、11時出合へ帰着。


【コメント】
早春の陽光の中、緩いクライミングかと思いきや、一転して猛吹雪でした。
滝沢に炸裂する雪崩音を背に、クラックに詰まった雪を掻き出し、トライカムを決める。冬壁らしい至福の一時でした。
また、来年行きます。