LS津、A久

八ッ峰1峰滝ノ稜:サンナビキ同人の和田城志氏が黒部横断で1983年3月初トレース。
他、調べても、某山岳会の3月の山行しか出てこない。

4/30 晴れ
黒部ダム~ハシゴ谷乗越~山ノ窓二俣付近
朝、一番のトローリーバスで黒部ダムに向かう。(GW前半は7:30発が始発)
明日の天候が良くない予報なので、三ノ窓谷の二俣付近でテントを張り、滝ノ稜途中まで
偵察に行く。
19:00の交信を試みるが応答なし。


5/1 雨、霙、霰、雨と天気が安定しない。
停滞
ラジオの天気予報では、朝から雨予報だが、家を出る前のGPVでは、朝のうち、動ける予報だったので、
支度をして出ようとしている所に雨がポツポツ。二度寝を決め込む。 
薄日が差してきたかなっと思っても、すぐに天気が変わる。そのうちに、そこかしこから雪崩の大音響。。。
19:00の交信を試みるが応答なし。


5/2 晴れ
C1~上部緩傾斜帯C2
初日偵察に行った先からロープを出す。3ピッチでP1と呼ばれる所に出る。
その後、ドミノ岩の基部まで歩き、2ピッチで雪庇かピークかわからないドミノ岩のピーク。
下を除くのも恐ろしい。
ここで、正面壁を見て、懸垂しても良いのか・・・・・と、悩みながらA久さんを向かえ入れる。
A久さん、「行ってみれば、案外寝ている。雪が付いているいる箇所を拾っていけば行けるでしょう」と、力強いお言葉。
某山岳会は、竹ペグ懸垂しているが、少し下に細い灌木が1本出ているので掘り起こして懸垂30m。
ロープ抜けずに、登り返し。
その後、50m一杯2ピッチ。対面で見ていて、雪が繋がっていないヵ所にとうとう出た。
寝ているが、逆そうスラブ。「リーチがあるので僕が行きます」と、A久さん。頼もしい!
スラブなので手足がかりは、ほぼ無。ハーケンを2本打ち、突破。次の、ほぼ垂直の壁もハーケン2本で藪に乗る。
荷揚げの後フォローで上がると、ハーケンが一本スッポ抜けた。恐ろしい。
その後4ピッチで(1っカ所荷揚げ)傾斜が緩んだのでロープをしまい、少し登った所で、傾斜地を切り開いてC2とする。
Y田Pと19:00の交信が出来た。嬉しい。


5/3 晴れ
C2~1峰~3・4のコル~真砂C3
気温があまり下がらなかったので、朝からズボズボと。途中から傾斜が立ってきたが、そのまま交代で進む。
途中、S津がクラックに胸あたりまで落ち、這い出すのに苦労する。
やっと、1峰頂上。トレースの無い八ッ峰は美しい。
ここから、確保してのクライムダウン2ピッチ、トラバース1ピッチ、登りかえして1.2のコル。
雪庇に気を付けながら登ると2峰。確保しながらのクライムダウンで懸垂支点に長次郎側に20m懸垂。
3峰の頂上で話し合い、残念だが、予備日が無いので中退とする。
確保しながらのクライムダウンで懸垂支点。20mの懸垂の後、雪が悪いので長次郎谷まで念のため、バックステップで下る。


かなり下の方になってくるとクラックが、落とし穴の様に潜んでいる。
気を付けながら下っていたが、A久さん穴にはまってバランスを崩し、8~10m位滑落。(ヒアリハット)
長次郎谷まで下れば、後は惰性で真砂まで。
Y田Pのテントが見えたが、疲れていたので登り返しをっしたくなかったので少し離れた所でC3。
Y田Pと19時の交信。近くにいると伝えたら、K池さんの弾む様な声が帰ってきた。今日も嬉しい。

5/4 晴れ
C3~ハシゴ谷乗越~黒部ダム。
朝、Y田Pを見送ってからダムに出発。
ハシゴ谷乗越で、今シーズンの雪山を見をさめ下山にかかる。
1日の雨の影響と連日の晴天で、黒部川の様子が一変している。
トレースを期待していたがほとんど見当たらず。最後登りにバテ気味になりながらダムに到着。