[メンバー]
L: N野、K野

■6/10(土) 谷川岳一ノ倉沢衝立岩中央稜


予報通り午後から天気が崩れたが、午前中は晴れ。
見晴らし良く、乾いた岩で、快適な登攀でした。

・アプローチ
一ノ倉沢の出合に泊まり装備や明日の行動食をデポ。
アイゼンを付けてテールリッジまで。
北稜下降の予定なので、アイゼンは担いでいく。
本日は他のクライマーは見当たらない。

・1P 40m IV (N野)
ホールド豊富なフェースをあがっていく。
冬季は難しかったのに、無雪期はあっけない。

・2P 40m III (K野)
ここは行き過ぎて直上するパーティがいるらしいと話をする。
左にトラバースし、階段状のとこをあがっていく。
ロープがどんどん伸び、案の定行き過ぎて、直上。
直上すると難しいのかと思いきやホールド豊富でそのまま抜ける。
本来は直上せず、いったん切って、3ピッチ目はカンテを右におっかないトラバースをするが、これはおあずけ~

・3P 35m V- (N野)
フェースを右斜めにあがっていく、見晴らしよく爽快。
チムニーは出口付近が核心の模様。
薄くかぶっているので、体を外側左に少し出して越える。

・4P 25m III (K野)
岩峰を回り込んで凹角を登りピナクルまで。
このピナクルも見晴らしがいい。

・5P 45m III+ (N野)
明るく簡単なフェース。
ラインは色々取れそうで、まあ、テキトーに登る。

・6P 30m II (K野)
階段状の岩場を登っていく。

・7P 45m IV+ (N野)
階段状の岩場を少し登ると広いテラス。
右に少し下る踏み跡があり、その先のルンゼ上をあがると終わり。
でも、そっちに行くとつまらないので、直上してみることに。
上部にあがると右横に正規の終了点が見える。
ここは、間違えて登る人もいるということで、敗退用なのか残置ビナのかかるスリングが2つ。
登ったものの、その先がどこに上がるのかよく分からなかったので、ここで諦めて微妙なトラバースで正規の終了点へ。
終了点から見ると、左上した地点に確保点らしきものが見えた。
登攀後に裏から歩いて行けることも確認。
次来たときはチャレンジしてみようかな。

・北稜下降~一ノ倉沢出合
40m まっすぐ降りる。
40m まっすぐ降りる。
50m まっすぐ降りたあと、藪の中の踏み跡を右へトラバースして、また下る。立木に懸垂点がかかってる。
40m 藪の中を気持ち右に降りていく。途中から赤いフィックスロープがかかってる。
50m 空中懸垂でスラブへ降り立ち、露岩の懸垂点まで。
20m ピナクルの少し上まで。
ピナクルを超え、踏み跡を辿り、雪渓でアイゼンを付ける。
衝立前沢は降らず、雪渓を横断し、奥の沢を下る。
途中でアイゼンを外し、最後は藪に突っ込み、本谷雪渓に降り立つ。
少し雨に降られるが、本降りの前に戻れてよかった。
出合に着くと、デポしたザックの周りにゴミが散乱してる。
おかしいなとよく見たら、明日の行動食がすっかり無くなってた。
サルにやられたようだ。あー。
仕方ないので、下山してコンビニへ。
夕方はザーザー降りで、いったん下山してよかったかも。

■6/11(日) 谷川岳一ノ倉沢烏帽子沢奥壁中央カンテ

晴天、岩は登れる状態に乾いていて、中央カンテも快適な登攀になりました。
浮石が多く落石が何度かあったのと、ピンが少ないのが注意点です。

・アプローチ
朝出ると、昨日と打って変わって、クライマーがぞろぞろ。
慌てて出発する。
奇遇にも先々週雨の南鐐を一緒に登った杉並労山のパーティに合う。
同じ中央カンテに行くとかで、今回も一緒に登攀。

・1P 40m III (N野)
ほぼ真横、右にトラバースする。途中のギャップが怖い。
トラバース後、凹状を登るが、まったくピンがない。

・2P 50m III (K野)
岩場を回りこんで、広いスラブを左上するルート。
ずいぶん、時間がかかっている。後続も待機中。
ここは50mで長いんですねーとか話していたが。
実は、凹状岩壁ルートの方に直上してしまい、ハーケンを打って、少しクライムダウンしたところでピッチを切る羽目になっていた。

・トラバース (N野)
左に見える正規の確保点までハーケンを打ちながら微妙なトラバース。
ここで後続に先に行ってもらう。

・3P 40m IV (K野)
左上し快適なカンテを登る。
南稜テラスにすごい人込み。

・4P 40m IV (N野)
快適なカンテを登る。
ピンがあんまりない。
上部にチムニーが見えるとこまで。

・5P 40m V- (K野)
チムニーはちょっと難しい。
ここはピンがある。
慎重に抜けると、広いテラス。

・6P 40m III (N野)
ルートどこ?と戸惑うが、左に大きく回り込み、右上。
ピンが1つしかない。

・7P 20m V (A0) (K野)
核心の垂壁。フットホールドが細かい。
K野君、果敢にフリーにチャレンジするも、諦めてA0しまーす。
ここのお助けスリングは足場になるように結ばれている。
抜け口もおっかないが、こっちはお助けはない。
抜けて、すぐ先にハング左のクラック。
ここも難しく、お助け紐が垂れているが、抜け口はやっぱりお助けはない。
このクラックは抜けれず、ピッチ交代。

・8P 40m V (N野)
ハング左のクラックはハンドジャムがよくきまる。
抜け口はトライカムを決めて、レイバック気味に抜ける。
そのあとは簡単な岩登り。
烏帽子岩がよく見えるとこまで。

・9P 40m IV (K野)
簡単な草付きスラブを左上し、バンドを左に回り、ちょっとした垂壁を登ると懸垂点。
この先もルートがあるらしいが、ここで終了。
今日は登攀日和、一休みしておやつを頂く。
南鐐、中央稜が大盛況なのが見える。

・下降
なが~い空中懸垂でルンゼに降り立ち、そのまま対岸の安定した場所まで。
ロープを畳み、笹薮に突っ込むと踏み跡がある。
開けたところまで行って、少し下ると南鐐の終了点。
6ルンゼの懸垂点には6人パーティが懸垂中。
40m、40m、40m、40mで2P目の終了点、25m、40mで最後は南稜テラスより下のバンドへ。

 

[行動経過(天候・タイム)]

6/10(土) 晴れのち雨
04:00 ベースプラザ
05:00 一ノ倉沢出合
05:30 テールリッジ
05:50 中央稜取付き
06:10 中央稜登攀開始
09:30 中央稜登攀終了
10:00 北稜下降
12:30 一ノ倉沢出合

6/11(日) 晴れ
04:30 一ノ倉沢出合
05:00 テールリッジ
05:20 中央カンテ取付き
05:40 中央カンテ登攀開始
10:40 中央カンテ登攀終了
11:00 下降開始
14:30 一ノ倉沢出合