メンバー:M中L、H部

0600林道終点−0720ダイレクトスラブ基部−1150荒沢山−1445林道終点

土曜日、早めに都内を出て、久々にH部さんとのんびり語らった。
雪渓は謙信の廊下は出現しておらず、困難なくF1基部へ。F1へは雪渓を使って左から草付きを利用してバンドに乗り込んだ。バンドを横断して、そこから大系通り右のカンテ沿い右のブッシュ帯を木登りで巻いて最後はモンキークライムでF2基部へ。
ここからロープを出す。50mいっぱい。ハーケン×3。最後はやや傾斜が強い。次のピッチは大きく開けている左へランナー1本でトラバース、その後歩きで40m。次ピッチはいちおうコンティニュアス80m。これでロープを仕舞う。





岩は堅い。初夏の日差し。それでいて遅い春のような。H部さんはすでにウドをザックにしまってある。テラスで誰もいない山を楽しむ。越後の、あいかわらずの好きな初夏のひととき。
左方ルンゼに入ってしまったようだ。上部リッジは藪主体でおもしろそうにない。ボロボロの花崗岩の支稜を150m弱トラバースし中央ルンゼ上部滝上に復帰。あとは快適なフリークライムで山頂へ。



下降は前手沢右岸の尾根。これで3回目だ。ここを3回降っているのは全人類で2人しかいないだろう。私と中島節子さんだ。そのうち2回は中島さんとだが。なんだか今回はいっそう困難だ。この下降は本当にこれっきりにしたい。

当初は南カドナミ沢の中俣スラブを登ってコイドから足拍子本谷を下降する計画であった。本谷を目視した感じからすると、雪渓上部突端は寸断された箇所があり、もう少し早い時期のほうが下降については安全かもしれない。

(H部さん感想)
今回はシーズンはじめということであまり気負わず向かったわけだが、初っ端から草付&モンキークライム&ヤブ尾根下降とイイ感じのトレーニングになりました。
とはいえプレッシャーは少ないので、そこまで含めてこのエリアの良さという事なんでしょうね。
また、振り返れば少し雪を残した大源太や巻機山。モチベーションを挙げるには良かったんじゃないでしょうか。M中さん、忙しいなか、つき合って頂きありがとうございました!