谷川岳 一ノ倉沢 烏帽子沢奥壁南稜~国境稜線 2014/6/21

アルパイン(夏)

メンバー:T城L、M藤、K谷、N野

6/21(土) 薄曇り~雨
05:00 ベースプラザ駐車場
06:00 一ノ倉沢出合
06:30 テールリッジ
07:20 南稜テラス
10:30 南稜終了点
12:40 一ノ倉岳
13:40 谷川岳
13:40 肩の小屋
16:20 ベースプラザ駐車場

IMGP3775
・アプローチ
出合のすぐ先で数歩の渡渉、沢靴なのでそのまま渡る。
あとは、雪渓を詰めて、テールリッジへ。
奥帽子沢奥壁基部に付くと、既にいくつかのルートに取り付いてるパーティがいる。
南稜は先行2パーティ取り付いていた。
南稜テラスは虫だらけ。たくさん刺されたらしく、翌日パンパンに腫れた。
M藤-N野、T城-K谷ペアで登攀開始。

・1ピッチ目(M藤)
岩は安定している。
チムニーはちょっと湿っていたが、
滑らないところをよく見て登る。

・2ピッチ目(N野)
ホールドたくさんで快適。
草付きの手前まで。
下を見ると、取付にはたくさんの人。

・3ピッチ目(コンテ)
ロープを担ぎ、草付きを慎重に登る。

IMGP3804
・4ピッチ目(M藤)
頭上に威圧感あるハング。
その下を左に抜ける。
見かけは怖そうだが、大丈夫。

・5ピッチ目(N野)
このピッチで右の馬の背リッジに上がるらしいが、左に導かれ凹角に入ってしまう。
急に、岩質が脆くなり、難易度もあがる。
ロープ残り少なく、リッジに上がれぬままピッチを切る。

・6ピッチ目(M藤)
脆いホールドを慎重に避け、直上して、馬の背リッジのルートになんとか合流。
急に岩質が安定し、すこぶる快適。

IMGP3832
・7ピッチ目(N野)
最後の垂壁。
上部は、ホールドが外傾しているうえ、濡れていて、使えない。
ここはちょっと難しかった。

・終了点~一ノ倉岳
最初、踏み後がよく分からず、草付き、笹薮を適当に登る。
しばらくして、一ノ倉尾根に上がると、明瞭な踏み後があり、それを辿る。
途中、下が切れ落ちてる岩場がある。
M藤さんは登ってしまったが、おっかないので、ロープをフィックスしてもらう。
岩場基部を右に周ると比較的簡単に登れるルートがあったらしく、K谷さんはそっちを登った。
その後は、気持ちのいい稜線歩きで、最後少しだけヤブこぎすると、一ノ倉岳のすぐ南に位置する登山道に出る。
心配だった天気も持ち、南稜から国境稜線へ繋げたことで、とても充実。
一ノ倉岳で記念写真。

IMGP3895
・一ノ倉岳~谷川岳~天神尾根~田尻尾根
登山道を歩いていると、ほどなく雨が降りだし、雷にビビリながら、肩の小屋へ。
小屋で一休み。M藤さんはビール2本。
下山路はドロドロで滑って歩きづらい。
ロープウェイの下の砂利道にでて、ほっとする。
途中の沢で泥を洗い流してベースプラザへ。
(N野)

ぶなの会

ぶなの会

労山(日本勤労者山岳連盟)加盟 ぶなの会の公式HPです。

関連記事

特集記事

アーカイブ
TOP