「ぶなの会1年生の徒然月記#14~束の間の休息に~」

エッセイ

めでたく無事クロの日(9月6日のこと)を迎えられたクロスケこと、クロです。

いやぁ、この1年で何度死ぬ〜と思ったことか。笑
生きてるって素晴らしいですねぇっ!

山で見る朝日も素晴らしいですよね

この1年で私の人生の目標に「死なない」が追加されました。
まぁ最終的には絶対達成できないのですけども。苦笑

と冗談はさておき、
なんだか最近は天気と体調(食あたり?)に恵まれず、
山をお休みする期間がありまして。

今回は番外編!
な感じで、お届けしたいと思います。


というわけで番外編①
アシュタンガヨガへ行ってきました!

普通のヨガからホットヨガに外ヨガなど、なんとなぁくヨガしたことあるし、
なんなら朝とか夜とか5〜10分程度ヨガしてる私ですが、

アシュタンガヨガは、
正直、、やばかったです、、、、、、

キツすぎて、翌日めちゃくちゃ筋肉痛でした。
(といいつつボルダリング行きました。完敗でした)

アシュタンガヨガの何がすごいって、
ひとつひとつのポージングがキツいのなんのって。

「そんなところに人間の手は届きません!」
とか

「そんな姿勢で人は体を持ち上げられません!」
とか

もう言いたいことは山ほどあるんですけど、
隣でそれを平然とやってのける人がいるというどうしようもない事実に、
ただただ事実を受け入れ、負けじと頑張るのみ。

いかに自分の体が固く、
筋肉も関節も使いこなせてないかを再確認しました。

ヨガをされてる人は
「怪我知らず」だったり「パンプ知らず」と話は聞いてましたが、

なんだかやってみて納得です。
体の可動域が違いすぎる…

ということで細々と
「死なない」ためにもヨガを続けていくことにしたクロです。

もしアシュタンガヨガに行く方は、
少なくとも3時間前からは何も食べずにいくことを勧めます。まじで。


番外編②人生初の飛び込みしてきました。


めずらしく落ちていい遊びです。

下は水深10mのプール。
「死にはしないから好きなだけ飛び込んできたらいい」

と言われても、
やっぱクライミングしてれば(してなくても)落ちるのは怖いです。

右が2.5m 左が5m 一番高いのが10m

最初は2.5mの高さから。
え、2.5mって身長の倍もないのに結構高くない??

といきなりビビりながらジャンプ。
意外とプールが遠くて、普通に怖いよ…

お次は5mから。
えー、さっきの倍の高さー???

と思いつつ、最終的に10mから落ちることを考えればまだ半分。
これくらいなんのその!と気合いで飛び込む。

飛び込む時はプールではなく、正面を見るのが正しいフォームとのことで、
下は見ず、ただただ前を向く。

足に水を感じたかと思うと、
体は水深何mかわからない深さまで潜っている。

浮かぶまでにかかる時間が長くなり、永遠に水面に出られないんじゃないかって思う。
焦るのが一番まずいので、体の中で呼吸を整えて水面に顔を出す。

5mを無事飛べて少し自信が出てきたものの、
10mの飛び込み台へと続く階段は地獄への階段のよう。

ギリギリでやめる選択肢もあったのに、
いつの間にか集まってきたギャラリーの声援に、引き返す選択肢は絶たれた。

上からの景色

一緒に来た会の先輩が気合いの声とともに空へ消える。

さぁ、次は自分の番だ。

笛の音が短く鳴り、
心臓の音が波打つ。

こういうのは怖いと思うから怖いのだ。

大丈夫。
どうやっても死ぬことはない。

落ち着け。
ただ10m落ちるだけだ。

そう思って顔を上げると、
目の前には広い空が広がっていた。

そして次の瞬間、
何度か練習した姿勢で、私は飛んだ。

少しスローモーションに見える視界で
大勢の人が歓声をあげている。

あー、長いなぁ。
水面まだかなぁ。

目の前のホテルからの景色は綺麗だろうなぁ。

なんて考えていたら、
そこまで強くない水の衝撃が全身に伝わり、
私の飛び込みはどうやら成功したようだった。

耳が痛いけど、達成感に満たされた。

一応飛び込み練習という名目でやってきたプールだったので、
その後、10mの飛び込み台が使えるチャンスを全て生かして
1日で計4回の飛び込み実績を得た。

1日中1~10mの飛び込みをしまくった感想は、
私、落ちる方が得意かもしれない。ということ。

クライマーとしてどうなのだろうか。苦笑

大磯ロングビーチには飛び込みができるプールがあるので、
もし気になる方は行って度胸試しをするのもいいだろう。


ということで今回の徒然月記は番外編でお送りしました〜

次回でこのシリーズも最終回。
くだらないことしか書いてないけど、最後って思うとなんだか寂しくなってきますねぇ。

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