小豆島 拇岩&吉田の岩場 10/19-22

スポートクライミング

【メンバー】

Y田L、M久、momo、M田、ハマー、りゅう

瀬戸内海をバックにクライミング

Day1曇り一時雨

前夜22時に東京出発、土砂降りの中運転を交代しながら500km走って神戸港へ。

ここで大阪から参加のM久さんと合流してフェリー乗船。

3時間の船ではみんな足りない睡眠時間を補うべく爆睡。

小豆島の坂出港でハマーと合流。

買い出しして昼飯に生そうめんを食って…ると雨がポツポツ。

吉田の岩場は島の反対側やし降ってないでしょ、と楽観して見に行ってみると岩ビチャビチャ…。

この日は諦めて吉田の海沿いのキャンプ場で設営、明るいうちから宴会となった。

久々のメンツや初顔合わせもあり、明日はクライミングだっつーのに大いに盛り上がりました。

Day2晴れ

明るくなってから起き出し、二日酔いの顔で拇(おやゆび)岩へ。

今回の企画のハイライトでもある5ピッチのマルチルートだ。

ところが遅出が災いし、この岩の一般ルートともいえる「赤いクラック」には先行パーティがいたため(2P)、やや難しめの「ダイレクトルート」を登ることに。ちなみに岩は安山岩で浮石も多く、脆い。

オーダーはルート経験のあるハマ—M田、次にY田-りゅう、最後にM久-momo。

クライミングの内容はまぁ…だったが(メンバー的に妥当な内容か…)、4時間ほどかけてトップアウト。

ずっと海を背に高度感のあるクライミングが楽しめた。

on the 親指

下降は千羽ヶ獄とのコルまでは怪しいFIXロープ下降はせずに20mほど懸垂。

左右にFIXロープが続くが左へ降りると10分ほどで取付きに戻れた。

だいぶ時間が押してしまったのでA久さんは温泉なしで福田港から帰阪。

ハマーは温泉に入ってから一人、島外県内のお家へ帰宅。

残った4名は福田港近くの飲み屋へ移動し、ラグビーW杯を観戦しながら小豆島の幸に酒に酔いしれました。

(試合はご存じの通りフルボッコの様相でした)

前夜に引き続き吉田キャンプ場泊。

Day3 曇りのち雨

朝から肌寒い感じで曇り。

夕方から翌朝にかけて雨予報だったので2日いたキャンプを撤収。

まずは吉田の岩場を対岸の道やダムからゆっくり観察したのちに岩場へ。

とはいえ全員お初の岩場のため、同定するのにやたら時間がかかり本数はあまり登れず。

岩場見学ツアーのついでに数本登った感じ。

ちなみに岩は粗い花崗岩で硬いが指川には優しくない&支点が錆びいて怖い&スラブ中心のためランナウト怖い。

でもまぁ上部で高度感があって眺めのよいシングルピッチルートを楽しめた。

ちょうどよく雨がポツポツきたのでとっとと撤収。

小豆島初めての人ばかりなので寒霞渓ぐらい見て帰ってもらわんと、と思って向かってみたが、雨がひどくてあまり何も見えず寒いだけで、エンジェルロードも満潮で海の中だった。

この日は土庄港前のビジネス旅館で素泊まり。お部屋で宴会。

雨は夕方~夜頃にはほぼ止んだみたいだった。

Day4 快晴

帰宅日というのに快晴…。

エンジェルロードは引き潮でしっかり出すぎるくらい出ていて観光。

オリーブ公園やら製麺所やらでお土産買いながら昼前には福田港から船上の人となった。(アナゴ弁当うまい)

姫路で姫路城を尻目に明石焼きやらみそかつやらをしばきつつ、600km弱のドライブをこなし、夜遅くに帰京解散。

【感想】

2年前に観光がてら小豆島の岩見物に行った際、かっこいい拇岩に出会い、これはぜひ登ってみたい!と思い、以来温めていた企画で、今回ようやく実現できた。

まぁただ声掛けしたオレがクライミングから離れている人のせいか、集まったメンツもクライミングから離れ気味の人が目立つ(笑)

移動手段は青森より近かろうと車で走っていったがこれも良し悪しで、予約とかほぼなしで楽、島まで小川山並みのキャンプ装備を持参できるという一方、初日と最終日はほぼ移動日となってしまう。

今回はとりあえず最低限これくらいと思っていた拇岩の上に立つことと吉田の岩場を触ることはできたものの、現地で見たり聞いたりした岩場やら山やら登ってみたいところがワラワラと出てきたので、是非とも再訪したいと思う。

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