八ヶ岳 阿弥陀北稜 2017/2/22

アルパイン(雪山)

メンバー:L M井、K野

4:00 美濃戸口発
7:25 行者小屋発
11:20 阿弥陀岳山頂
14:50 美濃戸口着

一昨年の雪山はじめでビビりながらついて行った北稜に、今度は新人同士で挑戦した。
他の人が通っていないラインで北稜に向かうと膝上ラッセル。



睡眠不足でバテながらなんとか稜上に到達。そこからはトレースを利用してさくさく進み…、進みすぎて核心のはずだった場所をノーロープで通り過ぎてしまった。トポにある第一岩峰のクラックをロープをつけて登るつもりでいたのだが、雪で埋まっていて通り過ぎるまで気付かなかった…。



フェースが出てくるところで気を取り直してロープを出し、リードさせてもらう。



木の枝を掘り起こして支点をとりピッチ終了。

山頂に出ると風がそこそこあったので止まらずに御小屋尾根を下降。新雪豊富だったが、単独のお兄さん(と敗退したもう一人)がラッセルしてくれていたので楽に下りられた。

<感想>
M井
日帰り装備でⅡ+とはいえ、ビビらずにリードで登れるようになっていて少し成長を感じた。また、12月と2月でルート状況がどう変わるのか知ることができて勉強になった。T一とのペアで雪山に行けたのもよかった。

K野
八ヶ岳バリエーションルート一本目となりました。前日小淵沢に着いたのが2時、ほんの少し仮眠取った。行動中眠くてたまらなくなるかと思いきや、早朝は結構冷え込んだおかげでその心配はいらなくなった。
北稜の稜に上がるまでは月曜日の降雪の影響で八ヶ岳で初めてワカンを使ってラッセルした。ワカン持ってきて正解。
岩峰から1ピッチ目はクラックに締まった雪が詰まっていてピッケルが決まり爽快。先のフェースやリッジの通過も想像していたより難しくなく程よく楽しめた。
山頂からは横岳西面から赤岳が一望でき、次来た時何処を登ろうか考えるだけでわくわくする。実力をつけて何れ眺めていた雪稜、岩稜ルートを目指したい。

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