ぶなに興味をお持ちの方へ

自由投稿

こんにちは。

今日は、ぶなの会に興味を持ってくださっている方、例会を見学しようかな…と考えてくださっている方に向けて、入会について、また入会後の山ライフについて、お話しさせてください。

私自身は、40歳の時に、ぶなに入りました。それまで所属していた山岳会があり、入会時は、若干ですが、アルパインクライミングは経験していました。

ぶなに入る前、私は漠然と、①ぶなは、他会とのかけ持ちはOKである。②ぶなは、会員外との山行もOKである。③ぶなに入るのに、年齢制限はない。と思っていました。

結果として、③は、限定付きで、正解でした。「限定付き」というのは、ぶなには一応、新入会員は「基本的には40歳以下の方」という基準があるからです。ただし、経験者であったり、あるいはアルパインの経験がなくてもとても熱意がある、という方については、入会を了承することがあります。だからこそ、40歳オーバーの私でも、みんなあたたかく受け入れてくれました。また私の入会後も、40歳以上の経験者や、熱意のある初心者の方を、現に仲間として迎え入れています。

しかし、①は、間違いでした。どうやらぶなは、かなり昔に掛け持ちOKだった時代があるようですが、現在は違います。しかしいずれにせよ私は、一つの会に入る以上、その会に骨を埋めるつもりで、前の会は退会していました。なので、これは私にはあまり影響がありませんでした。

そして、②ですが、確かに会員外との山行は認められます。ただ、ぶなでは、山行前に計画書の提出が必須であり、提出された計画書は運営委員会がかなり綿密にチェックします。このため、会員外と山行を組む場合には、その会員外の方の山行経験などを事前に教えてもらっています。その結果、これは安全な山行とはいえない、と判断すると、山行計画を受理しない、ということが、本当にごくまれにですが、発生します(このような事態は、わたしがぶなに入ってから一度か二度くらいしかありませんが、あることはあります)。

一方、会員との山行は、運営委員会が当該会員の実力や経験を把握しているがゆえに、認めやすくなります。「あ、このひとと行くのね、このひとなら、●●にも行ってるし、××もしっかりできるし、安心して送り出せるね。」となるわけです。

なので、ぶなに入ったならば、できるだけ会員と一緒に行ってほしい。入会当初まだ会員との人間関係がなくて、会員外との山行ばかりになりがちなのは判る(私もそうでした。。。)のですが、そういう時だからこそ、例会にできるだけ顔を出し、信頼関係を作って、会員と山行を組んでほしい、と思っています。

また、ぶなでは、入会申請前に、二回、例会場に足を運んで参加していただく必要があり、入会後も、できる限り例会場に(リモートではなくリアルで)足を運んでくれるよう強くお願いしています。その趣旨は上記のとおり、入会直後だからこそ、早期に会員との信頼関係を作り、早期に会員と山行を組んでいただきたい。という願いからです。例会は月に二回、神田で開催されています。例会後には付近の居酒屋で懇親会もしておりますので、こちらに、も参加していただくと、より、お互いに分かり合えるようになると思います。

また、「登山経験はほとんどないけど、ぶなに入りたい」という方もおられます。

ぶなは、基本的には、ロープとヘルメットを必須とする山行を主体とする会です。このような山行は、普通のハイキング、一般縦走路歩きよりははるかに難易度が高く、当然、普通の縦走路は問題なく歩けることが前提となります。

ただ、縦走路歩きの経験なくぶなに入ってきて、いきなりものすごい能力を発揮し、大活躍される。という方も現実にいます。なので、「縦走路歩きの経験」は、入会時の必須事項ではありません。ただ、不安な方は、ある程度でいいですので、縦走路歩きの経験を積まれてから、入会申請をしてくださった方が、ご自身が安心できるかもしれません。

長くなりましたが、ぶなは、いつでも、新しい仲間を待っていますし、歓迎します。会山行も多いので、新人さんでも、ちゃんと例会場に来てくれて、一度会山行に参加すれば、だいぶ会になじめるだろうと思います。そういう意味では、新人にフレンドリーな会だろうと思います。

そして、入ってみて非常に強く思いましたが、ぶなは、若い人が活発に生き生きと活動される(これは、他会と比べると、本当に強く思います)、非常に楽しい会です。私は、入ってとても満足しており、充実した山生活を送れていることに、感謝しています。

拙稿が、ぶなに興味を持ってくださっている方の一助になれば幸いです。

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