八ヶ岳 クリスマスルンゼ 2012/12/22

アイスクライミング

○山域・八ヶ岳・広河原沢右俣、クリスマスルンゼ
(クリスマスにクリスマスルンゼを登ろうの恒例企画)
○メンバー
・LS山M彦・S見K子・S津A子・T塚M・N島T広

○行動概要
06:30 小淵沢道の駅(2次集合)
07:30 広河原沢 ゲート前に駐車、出発
二股からラッセルになり時間がかかる。
10:20 クリスマスルンゼ(終日貸し切り)
①1ピッチ目にトップロープを張り、T塚ーN島の練習
②2ピッチ目大滝にトップロープを張り、S見ーS津の練習
③T塚ーN島の大滝(5級)トライ、N島1撃、T塚2撃。
④この間、S見ーS津は1ピッチ目で交互にリード練習。
⑤最後に2ピッチ目終了点(埋没した倒木)から懸垂、終了。
14:20 終了
16:10 車に戻り
17:30 韮崎駅 解散

DSC01752

■記録(N島)
舟山十字路に駐車し、小雨の降る中スタート。沢筋に入ってからは、河原の石とラッセルで歩きにくいものの、膝下程度なので大したことない。
2時間半程歩いて、現場到着。湿った雪のせいか、周辺にはスノーロールがたくさん転がっている。珍しい。
まずはS山さんが下段にトップロープを張ってくれて、T塚さんと二人でトレーニングする。
見よう見まねでやってみる。アイゼンはキックステップの基本通り、膝下をスイングさせる。
先月、三ツ峠でアイトレをしたので、前爪が決まっているかどうかはすぐにわかった。続いてバイル。腕を振り下ろすと同時に手首のスナップを入れる。
S山さんからお借りしたバイルは良く研がれているので、スコーンと刺さって気持ちいい。
肩の力を抜いて手首には力を入れて振り下ろす。スコーン、スコーン、気持ちいい・・・
たまに刃先がブレていると、刺さらないどころか弾かれる。そうか真っ直ぐ刃筋を通せばいいんだな。だんだんコツが掴めてきた。

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下段を3便程やっている間に、S山さん、S見さん、S津さんは上段をリードしていた。
その後、上段にもトップロープを張ってもらい、T塚さんと一緒にチャレンジしてみる。
まずはT塚さん、腕力の不足からかバイルを刺すのに苦戦しているようで、1回テンションかけて登り切った。
続いて自分、ツララの穴にフッキングをかけてみるが、あまり上手く決まらない。
とにかく必死でバイルを突き立て、力任せに体を引上げる。
決まったはずのバイルが抜け、ちょっと滑り落ちかけるが、何とか踏みとどまる。
ハアハア、クライミングを初めてやったときのように、肩で息をしながら登り切った。
続くT塚さん2回目。今度はコツを掴めたようで、上手く登っている。それでも刃先が弾かれることがあるようだ。簡単なようで難しいもんだ。

DSC01761

S見さん、S津さんは下段を何度も往復しているようだ。
T塚さんが登り切った後、S山さんがトップロープの支点回収に向かった。自分がビレイしてS山さんが登る。
トップロープの支点を過ぎると、今度はリードで登る。やがてS山さんの姿が見えなくなると「ビレイ解除!」の声が。
どんなことをして支点を作っているのか、残念ながら見ることはできなかったが、S山さんが懸垂して降りてきた。
その後はT塚さんと二人で下段まで懸垂。ほぼ同時にS見さん、S津さんも降りてきて、一日中貸し切り状態だったクライミングは終了。5人で来た道を引き返した。

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