メンバー:M田L、S藤D、H本

9/20
天池橋6:40(発)-灰ノ又橋7:25(準備20分)-花降沢出合8:50-花降岳山頂14:10-下降地点14:50-裏荒沢二俣16:50(BP)

9/21
6:00起床-裏荒沢二俣8:00(発)-灰ノ又沢出合10:00-灰ノ又橋11:45-天池橋12:40(着)

アプローチで林道を50分ほど灰ノ又橋まで歩きますが、横を流れる中ノ俣川がきれいで、期待感が高まります。知らなかったですが、花降沢といえば、越後の入門的な沢だそうで(D介より)、確かに小滝が多く充実しており、倒木や巨岩帯などもなく、すっきりとした良い沢を楽しめました。

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花降沢での遡行では、ポイントとなる滝が3つ位ありました。最初の7m滝で、巻きのバンドトラバースが多くルーファイに注意。次は、1100m位にある12m滝で、水流左の側壁を登るも見た目以上に悪く、思い切って左のルンゼから巻いた方が早かったかも。1250m付近の20mスラブ滝は快適です。その先の1550m位(曖昧)の12m滝は、ホールドもあり直登で良いと思いますが、水の冷たさも加わってこれが結構しびれます。

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稜線への詰めは、花降岳山頂に突き上げるルートを取ることになりましたが、地形図にある露岩帯は無く、藪漕ぎもせずすんなりと山頂に出ることができました。稜線の藪は薄く胸辺りまでの高さです。下降点は尾根を1本越えた先からで、急斜面には潅木が所々にありつなげられました。1350mの二俣までは、7~8m位の滝の懸垂を1ヶ所。二俣はひらけて高さもありビバークには適地。

夜はM田さんの豚肉味噌炒め風なんちゃら野菜入りで、初めて作ると言っていましたが、とても美味かったです。翌朝のD介サバ缶入りあったか高級素麺も、なかなかのものでした。ほとんど食当をしていない(できない)H本は、だんだんプレッシャーを感じています。この夜は雲もほとんど無く、天の川がよく見えました。

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翌日の裏荒沢の下降でのポイントは2ヶ所くらい。1150m位の8m滝で左岸を巻いてみましたが、下部が岩壁のため20m弱を懸垂下降することに(残置スリングがあった)。1030m付近の4段25m滝は右岸に踏み後あり。その先のたぶん950m付近の、登りで問題と感じなかった5~6m滝の下降で、左岸の巻きに入るが、藪がつながらず苦しくなる。D介は男らしく釜に飛び込む(さすが!)。M田さんとH本は対岸からのD介のアドバイスでなんとか、へつって沢床に降りられました。やっぱり沢下降は難しいと再認識。

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最初の滝を、左岸の巻きから滝落ち口へ下りトラバースと、登りの逆順で下降すれば、あとは、ほどなく入渓地点の灰ノ又橋へ。林道を50分ほど歩けば駐車場です。

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いつものM田さんにD介が加わって、とても心強い山行となりました。M田さんは料理が上手で、食事ではいつもお世話になりっぱなし。D介には、側壁のリードをして貰いましたが、万が一の事があったらと思うと少し後悔も・・。でも登りは安定していたので安心できました。

天気もよく予定通り、安心して楽しく過ごせた2日間でした。このレベルの沢が、越後にたくさんあったら良いのに。お二人には、ありがとうございました。(H本)

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裏越後3山(荒沢岳~中岳~越後駒ケ岳)を縦走したときから、ずっと気になっていたいた灰ノ又沢。
初越後の不慣れなリーダーに力強いメンバー加わったことで、当初は裏荒沢を遡行予定でしたが、記録の少ない花降沢を遡行し裏荒沢を下降。予定通り花降岳山頂に直接立つことができ、荒沢岳から奥只見湖~尾瀬の山々を一望できる晴天の素晴らしい静かな大パノラマ堪能することができました。久しぶりの清々しい景色に感動です。(M田)

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「カムなんていらねえよ、置いてきな」って言いながら、5時間後に「あーあ、カムがあれば楽なのになー」と思いながらリードしてしまいましたが、越後の割にはいやらしさが少なく、天気もメンバーも良く、いい沢でした。やっぱ沢下降最高です。(D介)