M中です。

奥多摩を歩いてきました。

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メンバー:M中

行動記録:0530東日原P-0630天祖山登山道-0850天祖山神社-0950長沢背稜

     -1130酉谷山避難小屋-1320一杯水避難小屋-1440東日原P

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 かつて奈那ちゃん・弘夫さん・川口さんの3人で雪の時期に2回ほど計画を出したことがあって、「ほう、そういう尾根があるのか…」と頭の片隅に残っていた。

 背稜…、名前が渋いからかな。

 あと、石尾根がとても好きなこともあって、フォトジェニックな石尾根の奥の間という期待もあった。

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 ちょうどこの週は、もう何年前になるだろうか。スージーが入会してきてわたしが初めて誘ったとき。

一緒に石尾根を辿った週だ。

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 九州から転勤してきたばかりの彼女に東京の山で一番の景色を見せてあげようと、晩秋の傾いた日差しが差し込むカラマツの木漏れ日、防火帯の回廊、落ちたばかりのカラマツの葉の金色の絨毯を踏みしめた。

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09′ スージー

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09′ スージー

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09′ スージー

 もう5年前か…

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 さて、5時半に歩き出す。小一時間で天祖山取り付き。ふくよかな尾根。朝日が差し込める。予報では冬型。風が強いはずなのに無風。ひとりごちながら寂しすぎて、ときおり奇声を発する私はひとり。

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 2時間ほどで長沢背稜に入る。南面を切り開き、あえて高低差少なく作られた平行道。ひっそりと、淡々と歩くとデジャビューで、ずっとおなじ景色だ。

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後ろを振り返るとまだ天祖山神社があるかのように不安な気持ちになる。ひとりごちて、そして奇声を発する私はひとり。

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天祖山神社

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  1時間も2時間も何も変わらぬ道を歩く。いつものバリエーション登山の対極にあるような、しかしながら、登山道自体が平行線を引くことで、幾何学的解を直感するような、そこにはやはり山があったのだと感じるような謎めいた気持ち。

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 われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか… 人間四十にして惑わず。孔子先生ごめんなさい。

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 一杯水避難小屋に到着。大きく、とてもきれいな避難小屋だ。水場は枯れている。一杯水なのに水が枯れるとはこれ如何に…。

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 いかんいかん、特に何もない長沢背稜に何かを求めて迷ってしまったようだ。でも何もないぶん自意識が向かい合ってしまうのも里山、奥多摩の魅力ということか。

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(M中)

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