メンバー:N島L、A久、I井

戸隠牧場P7:45-大洞沢出合8:25~8:35-五地蔵14:50-五地蔵山14:55-戸隠牧場P16:25

台風の影響で大底川から転進することに決め、さんざん悩んだ挙句決めたのが「裾花川地獄谷」。
早朝奥裾花自然園への林道を目指す。途中から小雨、道中車から眺める裾花川もどことなく濁っている。
もし、増水でゴルジュ突破が無理そうな水量ならその手前の小清水沢に転進すればよい、とこの時は思っていた。
しかし…、林道途中に看板と仮設ゲートがあり「この先土砂崩れのため通行止め」とある。地図を見ても歩いて行くには遠すぎる距離。
転進先に悩んでいて林道情報を調べるまで頭が回らなかった私が悪い。
せっかくここまで来て手ぶらで帰るのは悲しすぎるので、A久さんがロック&ブッシュの記念誌を今回持ってきていたのでそれをパラパラめくり大洞沢右俣に行くことにした。

牧場からのアプローチでなんかのどかな雰囲気でスタート。
出合はあまりのしょぼさに動揺を隠せない。ほんとにこの沢がルートなんですか?って目を疑いたくなるほどしょぼい。
藪っぽい流れのかなを進むこと10分。一つ目のスラブ滝。何となく沢登りらしくなってきた。
その上の4m滝。抜け口が嫌らしい。A久さんリード。
続く6m滝。右から取り付くも悪すぎて左の草付から高巻き懸垂。この草付もまあ悪い。
雪渓の残る二俣を右に進むと大滝40m。I井さんリード。階段状で大丈夫だろうと思ったからやってみる?って聞いた。
まだ経験の浅い人にリードを託すと言うのはある意味勇気がいることだ。
でも私もそうやって教えられてきたことを思うと、我恩師たちは偉大だった。

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黑い垂壁状の5m滝は右ルートが簡単そうなのに悪そうな左を天久さんがリード。らしくない選択だと思ったが、本来大底川で手ごたえある遡行のはずだったのだから、せめてこれくらい遊ばせてってことだろうなぁと思った。
この先少し藪っぽくなり1760mの二俣を左へ、5m、4mと涸棚を超すと視界は開け左手に岩峰を見ながら進むとまた二俣、右に進むとスラブが出てきて開放的できれいな景色。
最後は藪漕ぎ少々で五地蔵にドンピシャで着いた。そこから5分で五地蔵山。下山は五地蔵山から2分ほど北へ進んだ縦走路から戸隠牧場へ新しく登山道がついていたのでこれを使った。

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大洞沢は意外にも侮れない沢でした。
すごく難しい所は無いけれど、初級のつもりで行くとそんなに手放しでやさしいわけでもなく、ピリ辛な小滝が多く楽しめました。