メンバー:L K野、M中、K松

旭原(除雪終了点)7:08-1300m付近BC12:30~13:00-1400m付近主稜線13:30-BC14:00
BC7:15-1400m付近主稜線7:45-931ピーク9:30-45-下山10:40

今期目標の一つに据えていた大源太山 葡萄尾根。秋の偵察からいよいよのホンチャンであるが、土曜夜から寒気が入る予報。悪化しても予報の実地確認も勉強と、転進せず葡萄尾根へ臨む。

旭原の除雪終了点を出発。ブドウ尾根末端の属するゴルフ場までの道路は、すっぽり雪で包まれているものの、雪国特有・道路の目印ポール。うっすら浮いている轍を追うように進む。
末端からの距離を節約し、支尾根から取付きラッセルを回す。表面5cm位が固い最中雪。
 
 
順調に登り、テン場の検討。明日の行動・天候から1300m付近とした。
お目当ての場所は、広く静か。まったり積もった雪とライトグレーのぶなの木が美しく、パラレルワールドかと思うくらい。
天気は曇ったり晴れたりの繰り返し。晴れば青空を白い雲が走り、その影が雪面をすべる。
ゆったりした傾斜の下、ぶなの木々のそばにテントを張った。
明日のために主稜線までトレースを作り、1日目は終了。
 
  
2日目、朝ご飯の準備中に1時間寝坊していた事に気づき度胆を抜かれる。
外は、夜中に到来した寒気で膝ほどの新雪が積もる。昨日から天候は一転、さりさりと雪が降り、周辺の尾根は見通せない。
 
 
新雪の深さや視界不良、強風が懸念されるが、主稜線まで上がり、本日の行動を判断することとした。トレースはすっかり雪にうまり、一からラッセル。
主稜線で話し合った結果、新雪が深く、行動時間の増大も予測される。実力との見合いから撤退を決めた。

★感想
雑誌の表紙で見たときからそのピラミダルな山容に心奪われ、いつか登ってやろうと密かに温めていた。昨年4月に柄沢山から見た実物の上越のマッターホルンは小さいながらも迫力があった。
同じ大源太山に興味を持っていたK松さんと無雪期から準備を始め、偵察や登ったことのある先輩方にアドバイスを頂いたり、雪山経験を積んだりして当日に備えた。無雪期の地形を観察したり、天候の特性を知るため山に入り、多角的にアプローチしたのは初めてのことで良い経験となりました。
ブドー尾根から登りましたが生憎の天気。時より晴れ間を見せてくれるもののツンデレな上越の気象に振り回され核心部に触れることなく撤退。これにめげず、来年も登りたいと思う。
(K野)

秋の偵察〜山の準備〜当日下山まで、たくさん話して聞いて見てシーズンを通して経験を積めたと思う。また来る為に、残りの積雪期も大事にしたい。K野くん、リーダーお疲れ様でした。(K松)