マスターズアイスクライミング大会
(岩根山荘主催 マスターズ氷瀑競技会IN岩根山荘2019)なるものに参加してき
ました。
【概要】
マスターズ=要するに〇っさん&お〇さんの大会です。
オープンクラス(強い方)とファンクラス(易しい方)の2クラス別。
【参加者】
ファンクラスは初級レベルです。普通のおじさんです。
オープンクラスは普通より少し上手いおじさんがメインです。
その中に、M氏(アイスキャンデーカップ3位、モンチュラカップ優勝)、
Y氏(モンチュラカップファイナリスト)の実力者が混じります。
なので、3位でもこの2人より下位だとちっともうれしくありません。

【装備】
〇っさんだけに、資金力を生かした豪華装備の人が多いです。
上位陣はフルートブーツが大半です。クルコノギピック&スパイクの人も
います。
アイスやらない人用に補足すると、フルートブーツとは競技専用のアイゼン
一体型のシューズです。
山靴とアイゼンだと片足1kg超ありますが、フルートブーツは半分の重さです。
普通のおじさんがスパイダーマンに変身できます。
クルコノギピックとは、ロシア製の最終兵器です。
ワールドカップでは7割以上の選手がクルコノギです。ペツル、BD、
カシンといった他メーカー用のピック&スパイクも多数供給してます。
残念ながら、日本に正規販売ルートはありません。

【ルール】
完登数とタイムで競います。各ルート1トライのみ

「予選」
アイス2課題+ドライ1課題
制限時間3分。ルートの途中でも3分経つと時間切れで降りないとダメ。
3課題のうちアイス1課題のみ少々難しい。
半数以上の人はタイムアウトか墜ちてました。この課題のみオマケで
2トライに変更されました。

「セミファイナル」
アイス1課題
制限時間4分
ルートは易しいです。なのでタイム勝負になります。
流石はマスターだけに上半身裸で登る人もいて盛り上がりました。
蝋燭の火が消える直前に大きくなるのと同じ理屈かもしれません。

「ファイナル」
ミックス1課題(前半ドライ、後半アイス)
ファイナルだけは、オンサイト方式です。他の競技者の登りは見れません。
後半のカンテ上の細いアイスで結構墜ちてました。

【結果】
予選:3位
アイス2課題は問題ないものの、ドライの打ち込みでいつもの調子で
「スコーン!」と気持ち良くブッ刺していたら抜けずにタイムロス。

セミファイナル:1位
53秒で完登。2位に24秒差でぶっちぎり。アイスなら問題なくこなせます。

ファイナル:1位
オンサイト形式のため、セミファイナル最下位者からスタート。
最初は観客少なくで寂しいです。
私の時は結構ギャラリーいて緊張。「野口啓代」気分で登れました。


【コメント】
年齢の割にモチベーション高すぎる変わり者の〇っさんばかりで意外
に楽しかったです。
日本はアイス後進国でワールドカップで上位進出したことはありません。
因みにお隣り韓国は、アイスムーブに関しては世界一です。
韓国にアイスクライミング行ったときに太鼓腹の〇っさんが、
超綺麗なムーブで登っているのを見て驚きました。日本のガイドより
韓国の〇っさんの方が、よっぽど上手いです。
日本はいまだに「昭和登り」でプルプル。
昭和産まれのコンペ参加者は、上手いヘタは別として「平成登り」でした。
俺って「昭和かも?」と思った人は、コンペなんかと敬遠しないで、
参加してみると良いかも。