尾白川本谷 2017/7/22-23

沢登り

メンバー:I嵐、H、M上、N島

尾白川は何年か前の年末にアイスで行って以来だ。
冬は矢立石登山口までクルマは上がれないが、夏は数台駐車できる。
ここから林道を進んで行く。錦の滝は冬と違い、緑に覆われていた。
林道終点からは、FIXロープも使いながら沢床に降り立つ。
白い花崗岩とコバルトブルーのコントラストがまさにグラビアな感じ。
尺近い魚影もある。釣りたいけど、周囲の制止が厳しい。
途中で釣り師から岩魚の刺身を振る舞ってもらった。(ラッキー)
この釣り師、朝からビール飲んで、幸せそうである。
水量が先週よりも少なくて、噴水滝はなんだかわからないぐらい。



黄蓮谷を左にみて本谷に進んでいくが、冬と違ってどんどん進める。
正午を過ぎると、いきなり本降りのにわか雨に見舞われたが、13時過ぎには滑滝沢出合に到達。冬はここまでまる2日もかかったのに・・・
沢としては、ここからが登攀っぽくなる。
巨岩の小さい隙間をくぐりぬけると、テーブル付の快適な岩小屋があったが、まだ14時で陽も高いので、協議の結果は前進。
ルーファイミスか?巨岩に行く手を阻まれるが、カムアブミ+ショルダーかまして突破した。(唯一ロープを3m使う)
その先の焚き火跡の平地を通り過ぎたら大滝が登場。まだ15時前だ。
この先に進むときっと石室まで行くことになるし、釣りもできない。
しばし協議するが、戻るのも面倒なので結局またまた先に進むことに。
明るい内に六合石室に入る。雨でびしょ濡れなので着替えて宴会。
最初は貸し切りだったが、18時過ぎて2パーティーが入ってきた。
結局満員御礼。



翌日は3時に起きて、昼前には下山。
八丁尾根はかなり整備されていて、森が美しくて素晴らしい。
個人的には黒戸尾根より快適な印象。
日向山は小雨でガスっていて眺望がなく残念。
それでもどんどん登ってくる。天気の良い時に再訪したいなぁ。
でも次回はやっぱり厳冬期だな。あ、でも釣りに尾白に来たい。

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7/22(土)
0725矢立石登山口-0820入渓-0920鞍掛沢出合-1100黄蓮谷出合-1240北坊主の沢-1300西坊主の沢
-1320滑滝沢-1430奥の滑滝沢-1440大滝-1650稜線-1655六合石室

7/23(日)
0435六合石室-0535烏帽子岳-0735大岩山-0845鞍掛山分岐-1020日向山-1055矢立石登山口

M上感想
・初めての南アの沢でした。花崗岩の伽藍といった赴きで迫力は満天、淵を彩る水はどこまでも蒼く、足元は少々ぬめって滑りやすく、延々と続く高さのある岩々のゴーロ歩きは、お尻から太ももの筋肉によく効きました。
・雨にも降られ目まぐるしい天気でしたが、終始ペースを乱さす迅速に行動でき、一日で予想を上回る行程を踏破できたのは収穫でした(何とかついていけました)。
・M島さん夕食(本格肉シチューパスタ)は絶品でした。味もボリュームも満点、洋食系で山で食べたご飯のなかでは歴代ナンバーワンです。


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