【メンバー】M上L、K村

 
アプローチは1時間ほど。本来の入渓点である堰堤は流木で塞がってしまって通り抜け出来ず。土手を高まきして越えてから入渓することに。
しばらく続く万太郎本谷の河原歩きやナメ滝・小滝の通過についてはヌメりもなく(洗い流された?)、ラバーソールがバチ効きで快適。ネットの記録ではフェルト靴選択が多かったのですが今回については終始ラバーで良かったと思います。

 

 

今回ずぶ濡れになることを覚悟して臨みましたが、埋まってしまってなのかオキドウキョウとその先の廊下でも過去記録で見るほどの深さはありませんでした。
一ノ滝はK村リードにてセオリー通りの左壁を選択。ボルトにプロテクションとった直後に滑って少し落ちる。身体が強張り、ハーケンを打とうとして滝壷へ落とす。記録通りに残置ボルトは3箇所あり、滝中間部の一歩を踏み出すところが怖かったですが、A0することも可でした。上部は傾斜も弱まり、左側に草つきもしっかりあるので下部や中間より簡単。

 

 
オタキノ沢出合を越えたあたりから霧状の雨が降り出す。
核心の20Mトイ状滝はK村リードにて。少しヌメる。ホールド・スタンスともにたくさんあるので見た目よりも難しくはないのですが、確認しつつ慎重に登ったため滝に打たれてかなり凍えました。プロテクションは、下部にリンクカム#1・#0.75、上部にキャメ#0.1を使用。一段上には小滝があり、その先で支点をとるので結局40mほどロープの長さが必要でした。
次の10m滝、CS滝については左岸をまとめて巻き。草付きの手がかりは豊富にあるのですが、傾斜が強く、雨も強く濡れ濡れ&ヌメヌメの箇所もあるため念のためロープを2ピッチ出してトラバース。

 

  
ドーム状50m滝については、足場はしっかりあるので、降り注ぐ滝に打たれながらフリーでバンドをジグザグ横断しつつ通過。
その後はスラブ上のナメ滝を登ってぐんぐん標高を稼ぐ。ほどなく右俣との分岐になり、岩峰と岩壁の間の左に進む。10mトイ状滝は左から巻いて、リッジを超えて水線に戻る。ワンポイントですがロープを出して突破しました。
その後の詰めも踏みあと明瞭で、ほぼやぶ漕ぎなく登山道へ合流。

 

【M上 感想】
9/9の水上周辺の豪雨の影響は万太郎谷にも及んでいました。平水+3m近くまで増水した様子。淵・瀞は土砂で埋まり気味でした。水辺のやぶは消えて渓相はスッキリ、ヌメリも取れて溯行は快適でした。滝も高巻きもロープ出す練習に持ってこいで、上部は滑め・滝のオンパレード。Ⅲ級をソロできる面子ならサクサク進めます。日帰り三星ルートです。

【K村 感想】
また晴れたときに再訪したいと思う楽しい沢でした。一ノ滝ではルーファイを完全にミスし、焦ってスリップ&ハーケン落とし(自分のやつでよかった)。反省です。帰りに立ち寄りした越後湯沢駅前の「人参亭」のとんかつ、とても美味しかったです。

  

【コースタイム】
06:25 茂倉岳登山口駐車場
07:20 入渓地点の堰堤
09:45 一ノ滝
10:15 オタキノ沢出合
10:55 20mトイ状滝
12:50 ドーム状50m滝基部
14:35 1720m付近(茂倉新道登山道)
15:10 矢場の頭
16:10 茂倉岳登山口駐車場