●メンバー LA久T也、K玉T彦、I嵐F彰

●2/10(木) 
9:00 上楠川公民館 – 11:30 天狗原 – 20:30 無念の峰C1

3連休の前日からスタート。9時、上楠川公民館脇の林道から入山。すぐにワカンを履く。雪は締まり歩きやすい。
アプローチの沢沿いを二又まで進む。この間数回の渡渉。(濡れません)
左岸に渡り、100m弱の登りで天狗原着。ここは牧草地になっていて非常に展望が良い。
これから向かうP1尾根、本院岳ダイレクトがババーンと迫りカッコイイ。

P1尾根末端からしばらくは急登の樹林帯ラッセル。鎖場はほとんど雪の中。
熊の遊び場からは様子は一変する。大きな氷柱がさがった岩壁が立ちふさがり、その上には大雪壁が待ち受ける。
傾斜が強くなりザイルを出し五十嵐さんリード。ツララが下がったバンドでピッチを切り、2ピッチ目は天久が空荷でリード。
雪が不安定な垂直のルンゼ状を灌木頼りに登りきり、雪壁のなか20m前方に1本だけある灌木まですすむ。ここで17時半。さっきのバンドに戻ってビバークも考えたが、この上部は若干傾斜も落ち、悪い感じでもないので、そのままロープを伸ばす。

結局その後、月あかりとヘッデン頼りに4ピッチのばし無念の峰へ到達。20時半。
さっさと設営し、メシをかき込み、少々のアルコールを注入し24時前に就寝。

●2/11(金) 
7:00 無念の峰C1出発 – 10:45 キノコ雪突破 – 12:30 P頂上 – 14:00 C1帰着 – 16:00 熊の遊び場 – C2

5時起き、ビバーク装備のみ持って7時出発。無念の峰は土嚢を埋めて7mの懸垂。帰りの登り返しに備えて長シュリンゲを2本設置しておく。
蟻の塔渡りは20m程度のリッジを水平移動。念のためにロープを伸ばして渡る。直後に10mの壁。上部はキノコ雪がルーフ状に張り出している。

岳樺に木登りしランナーで確保してからは、1時間位ひたすらスコップで頭上の雪を掘削。次の雪壁は約20m。蹴りこむと草付きがすぐに出てきて、ステップが切れず離陸が困難。か弱い灌木を掘り出し、ランナーをとった後はまたもやスコップでステップを切って登る。その後は傾斜が緩み、ノーザイルでピーク直下まで進む。
ピークは巨大な雪庇で守られているが、左端が弱点。雪壁をトラバースで進み雪庇の端を抜けてP1登頂!テンバまでの下りは懸垂2回、2度目はスノーボラード。

テンバには14時に帰着。一息ついて下降開始。懸垂4ピッチを交えて熊の遊び場へ到達。ロープが必要な部分を降り切り少し下がった平坦地で幕。P1も踏めたし、食料も酒も時間も存分にある。本日はおきまりの宴会モード。

●2/12(土)
6:00 C2出発 – 8:00 天狗原 – 10:00 上楠川公民館

最終日、6時半出発。天狗原で再度戸隠の山々を振り返り感慨にふける。
その後すぐに天候は悪化。10時に車に帰着した頃から降雪になる。

1年前から目標にし、秋には偵察山行を行い準備してきました。
内容は非常に充実で、久々に良い山行となりました。