平標山 西ゼン 2023/3/11

山スキー

メンバー: N嶋L、M尾、N川(記)
5:10平標山登山口駐車場→7:00 稜線(1700付近)→8:30山頂→9:00西ゼンドロップ→9:30第二スラブ上部→10:20出合い→10:40群大ヒュッテ→11:40毛渡橋

駐車場に着いた時には既に10台ほどを確認。平日の怒涛の昇温でコンディションは良くないだろうに、人気の程が伺える。ほぼ予定通りにヘッデンスタートし、薄着で快適な気温の中、凍ってガビガビなトレースを追う。1時間ほど上がってからクトーを装着。

クトーが噛まない、シートラの方が早いのでは、などとぶつぶつ言いながらそのまま稜線まで抜ける。上にはスノーシューで上がるソロのボーダーが、右手には苗場スキー場が見える。空は花粉やらPM2.5やらが主成分と思われる霞で、どこまでもモヤモヤしていた。M尾さんは花粉症で鼻水が止まらないご様子…
ここから先は一層カリカリでブッシュも見えるのでシートラ。1時間もしないでブッシュ帯を抜け、平標の南東面が一気に視界に飛び込む。非常に開放的で、全部の面を滑りたくなる。

山頂で強風に吹かれながら滑走準備を進める。カリカリ、ガリガリと滑り出し、程なくして懸念していた第二スラブの滝に着く。予想通り、ノドの下にクラックやデブリが見えたので、各自慎重に通過する。その先でもサイズ2以上のでかいデブリに複数遭遇した。一見綺麗なバーンも、ゴーグル越しに黄色く見えるしストップスノー気味。正真正銘の春スキーだ。

その後も無理せずに尾根沿いのトラバースやSB渡りを続け、気づけば群大ヒュッテを通過。ここから先が想像よりも長く、漕ぎ続けた腕が疲れる頃に出口に辿り着いた。

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