【日程】2024/2/24
【メンバー】Lヤマ(記)、カネ、MSO
【天気】晴れ
【タイムスタンプ】
2/23 22:15立山駅～24:00美女平～
2/24 6:45立山荘～7:50室堂～9:25一ノ越～10:45雄山山頂～12:30室堂～14:30美女平～16:15立山駅
【報告】
山スキーで今の自分にとっての旬は何なのか、今シーズン考えていたのが立山ワンデイでした。滑走技術は求められないし、体力のある今を逃すと行けないかもしれない。本命からの転進ではあったものの、天気、積雪、タクティクスがハマって、山スキー３年目の３人で思いのほか順調に走破できました。
暖冬寡雪で厳冬期ではないし、前日スタートでワンデイでもないですが、厳冬期立山ワンデイを自称したいと思います。自分たちのトレースしかない真っ白な立山、雄山山頂からの厳冬期黒部(雪少なくて黒かった…)、雲海に浮かぶ弥陀ヶ原、最高でした。
前日朝発でアプローチ。魚津の快活クラブで３時間仮眠し、フライングで前日中に立山駅を出発。美女平までの材木坂は先週の雨でかなり雪が減っており、板を担いでアプローチシューズで登った。藪が出ていてなかなか面倒くさい。
美女平で兼用靴に履き替えてシール歩行スタート。1500m付近まで除雪が進んでおり、ラッセルなしで順調に進んでいく。満月の明かりでヘッドライトなしで歩けるくらいで、夜のピクニックといった感じ。４時過ぎから強烈な眠気に襲われるも、弥陀ヶ原の終盤で夜が明けて眠気が飛んで行った。８時前に室堂に到着。疲れを感じるものの、ここまで順調なペースで来ていて、山頂まで届くと確信した。
パウダーが残っていることを期待していた一ノ越への登りの雪は硬い。２月だというのに暖冬で稜線まで雨が降っていたようだ。山崎カールはカチカチそうなので山頂からの滑走は断念し、板をデポして空身で山頂往復した。空身とはいえ300mアップはしんどい。
お楽しみの滑降は板が走るプチパウで結構楽しめた。室堂～天狗平だけシールで、その後は美女平まで滑れた。室堂まで登りで８時間かかったのに帰りはたったの２時間で、スキーの機動力はすごい。そして秘境感が素晴らしい。
下山後は回転寿司でちょっと贅沢して民宿で熟睡し、翌日観光してから帰宅した。
