7時 土合駅
8時半 武能沢出合で身支度
9時 湯檜曽川入渓
11時 大倉沢出合
12時半 七ツ小屋沢出合
17時 二俣(テン場)

7時 二俣
10時 朝日岳
10時半 ナルミズ下降
14時 ウツボギ沢出合
15時半 コル
18時半 土合駅

今回の山行は、人気の湯檜曽川本谷を詰め上げ、これまた人気のナルミズ沢を下降し、途中ウツボギ沢に入り、その支流を遡って尾根を乗っ越し、反対側の東黒沢を下降してスタート地点に戻るという、1粒で3度おいしい沢の遡下降である。
様々な情報から今回は沢山残っているであろう雪渓の処理がカギを握ると予測して、臨むことになった。

【7月28日(1日目)】
水上道の駅で前泊、土合の駅に駐車し、土合橋脇の登山道からスタート。
武能沢を下って湯檜曽川に入渓する。ウナギ淵で、早くも雪渓とご対面。
さらに、十字峡手前の無名沢が入る地点で大型の雪渓が現れる。
この雪渓は、上に乗ることも巻きも困難と判断し、突入。
沢が屈曲する地点に滝があるので、雪渓脇に空いた穴から脱出したほうが良いと判断し、穴めがけて右岸の壁を登る。穴を這い出て、ほっと一息。険悪で緊張した。
十字峡などの見所は十分に堪能する、が、それも束の間、雪渓の連続。雪渓の下で側壁を登り、ヘツり、崩れたブロックを乗っ越し、緊張が続く。
もう7月なのに、何でこんなに残ってるんだよ!などと半ばキレながら進んだ。

七ツ小屋沢との二俣を通過すると渓相が一変し、登れる滝が連続し小気味良く進む。びしょ濡れになりながら、夏の沢を堪能して登って行く。
40m大滝、下段10mは難なく登り、上段はロープを出して右岸を登り、落ち口に向けて草付きをトラバースする。その後の、凸上に突き出した立派な10m滝は、左岸の泥ルンゼを登り、草付きをトラバースするが、意外に悪い。
滑って足が決まらない泥があったかと思うと、硬くて足が入らない泥が続く。ここは、時間をかけてクリア。
テン場の二俣には17時到着。広くはないが結構快適な場所であり、夕食を沢山食べ、20時半には就寝した。

【7月29日(2日目)】
5時前起床、焚火を起こし、朝食と昼食の弁当を作り、7時過ぎに出発。右俣を進むと、登れる小滝が連続する。
やがて水流も少なくなり、源頭の様相を呈してくると、背後に清水峠の鉄塔や避難小屋が見えてくる。
最後は笹薮が覆いかぶさる沢形になり、時折ハイ松と石楠花が混ざる中を30分程進むと、朝日岳先の鞍部に飛び出た。
朝日山頂を後にして、次はナルミズ沢の下降。ここからは登山道を通って烏帽子岳方面へ。
烏帽子岳手前の小ピークが見えてきたところで、ナルミズ沢左俣へ降りていく。
露岩まじりの草付き急斜面を降りていくと、2700m付近から標高差200mほどの大雪渓が広がっていた。
スキーができそうなほどの雪渓を下った後は、どの滝も容易にクライムダウンできる。
さらに、大きめの釜や淵が結構登場し、ヘツったり、飛び込んで泳いだりと、日差しに焼ける体をクールダウンして下る。途中、大滝の巻きで1回懸垂し、14時頃、ウツボキ沢に入る。

東黒沢源頭へは、少々迷ってタイムロス。藪漕ぎして泥のルンゼに取り付いて修正は成功。
笹を掻き分けて東黒沢の源頭に入りどんどん下降。
徐々にナメが現れ、やがて、行けども行けどもひたすらナメが続く渓相になった。凄い。
ここを三人でヒタヒタと歩く。ヌメっているところが結構あり、たまに尻餅を着く。
時間が押しているので、乾いた部分は小走りを入れてどんどん下る。
ハナゲの滝付近ではウォータースライダーも楽しみ、あっという間に白毛門登山口に18:30到着。
最後まで飽きさせない沢であった。