黒部源流 赤木沢 2014/8/2-3

沢登り

メンバー:N島、T塚

8/2(土) 曇り時々晴れ
7:25折立→ 10:40太郎平小屋→ 12:45薬師沢小屋

夜行バスと路線バスを乗り継いで折立に着くと、既に駐車場には車がいっぱい。
たくさんの登山者に混ざって登り始める。
時間に余裕があるので太郎平小屋で大休止しようと思っていたら、西から黒い雲が近づいてくるので、小休止で薬師沢小屋へ向かう。
薬師沢小屋には大分早く到着したので、外のテラスでビールとT塚さんが持ってきてくれたウィンナー入りのスープを飲みながらのんびり過ごす。
小屋の宿泊者には、他にも赤木沢を目指すパーティが3つほどいた模様。

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8/3(日)曇り一時小雨
4:58薬師沢小屋→ 6:13赤木沢出合い→ 7:43大滝→ 9:07沢から離脱(標高2400m)→ 9:40登山道→ 11:15太郎平小屋→ 13:50折立

5時に出発。黒部の本流を何度か渡渉しながら遡行していく。岩魚止めの滝で左岸を巻くが、巻きから降りるタイミングを誤り、沢床から一段上がった藪と泥の平坦地をしばらく進んでしまう。
藪と泥がひどくなってきたので、木を掴みながら沢床に降りると、すぐに赤木沢の出合いに着いた。

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赤木沢に入渓するとすぐに赤いナメが広がる。
T塚さんは赤木沢遡行が念願だったので、写真をたくさん撮影する。
赤木沢を堪能しつつ進むと、すぐに大滝にたどり着く。大滝を巻いてすぐに出てくる右の支沢に入る。
この支沢は赤木沢本流よりは北に流れているので、詰め上がったところは若干太郎平小屋に近くなり、帰りの時間を短縮できるという算段だ。
支沢に入ると、苔むした簡単な滝が続く。

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それも30分ほどすると樹林帯を抜けて斜度が無くなり、源流の様相になってくる。
標高2400m付近、右に赤木岳から続く尾根が見えてきたので沢から上がる。
赤木沢の名物の一つである、草原とお花畑が続く緩やかな地形を歩き、この尾根の高いところを目指す。
途中、ハイマツと雪渓があるので、地形をよく観察して避けるように登って行くと、30分程で突然登山道に飛び出した。
沢装備を解除し、あとは登山道を歩く。14時の最終バスに間に合わせるため、ちょっと早めのペースで折立へ向かった。

○感想
去年に続き、二度目の赤木沢です。
相変わらず綺麗でした。黒部本流の遡行、赤い綺麗なナメ、どこでも登れる簡単な滝、詰めの草原とお花畑、癒やし要素満載です。
アプローチとデプローチが長いことと、遡行距離がもうちょっと長ければいいなあとは思いますが、平和で綺麗で安心な沢です。
またいずれ、のんびりしたいときに行きたいと思います。
(N島)

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