メンバー:S山L、S津、K池、H光

 

●8/11(水)(晴れのち時々曇り少し雨)

新潟4:56-村上5:52(電車)村上6:15-奥三面ダム7:45(途中コンビによる)ダム発8:30-下降地点9:20(天久Pとしばしのお別れ)岩井又沢9:50―ウデコエ沢出合16:00(泊C1)

前日、最終の新幹線で新潟入り。駅下の広場でステビバ。目の前に、大きなトイレがあるコンビニが有りとても綺麗で便利。若者も数人ステビバしていた。。。朝、始発で村上駅まで行き、ジャンボタクシーで奥三面ダムへ。タクシーを降りてもアブの襲来なし。ちょっと拍子抜け。 綺麗な姿の記念撮影などなどして歩き出す。(途中カメラ落としてしまい沢、遡行前と後が比べられず残念)

1時間弱で岩井俣沢への下降地点に到着。 A久Pと涙のお別れ(>_<)。ここで、ガチャ類を着け、下りられそうなルンゼを下降し最後5mほど懸垂。三面の本流を渡渉して岩井又沢出合いに到着。

アブが出てくる。防虫ネットをさっそく被る。刺されると痛い。今年は、何時もの年より少ないそうだ。

たぶん今年は、水量も少なめなのか、泳ぐ距離が短く、水も温かく?泳ぎが苦手な私としては大変助かります。所々で、お助け紐のお世話になりながらですが。 F1は弥君がバイル投げをし、登ろうとしたが失敗!直ぐ横の右壁をショルダーで弥君リード(う~ん大きい二人がいなかったら、少し戻らないとここは登れなかっただろう。)途中の人が登っている間H光君釣りをする。ハヤ?なんでしょうか、小さい魚が沢山いた。 ここで私は、防虫ネットを落としてしまった。少し探したが見つからない。(T_T)ガチャ袋で代用・・・

次のF2も右からS津リードで高巻き。 その後も、巨岩を越えたり、へツッたり泳いだりしながらウデコエ沢出合い出会いに到着。対岸にタープを張ってさっそく焚き火。
アブは、日が落ちるまで良く働きます。アブがいなくなったと思ったら他の虫がまだいます。

(記 S津)

 

●8/12(木) (曇りのち雨)

6:30 ウデコエ沢出会い(C1)~9:40 C2(畑沢出合い)

初めて焚き火の脇で寝た。ヌカカに襲われ顔がぱんぱんだ。S津さんの「ごはんできたよ~」で目が覚める(実家と錯覚)。天気予報では午後から雨、そのまま台風が通過するとのこと。増水次第で畑沢にエスケープできるよう、昼までに畑沢出会い付近に安全なテン場を確保し、台風をやり過ごすことになった。

6:30出発、曇り。とても台風がくるようには感じられない。特に難所も無く順調に遡行でき、9:40畑沢出会い到着。すると雨が降り出した。数週間前に光来出沢で経験した増水を思い出す。藪の中によい場所を見つけ、タープ設営。焚き火を起こして準備万端だ。小降りのうちに米を炊く。14:00頃から風雨が強まりタープに退散。することないのでさっさと晩御飯。17:30就寝(早!)

夜は風が強まり雨もそれなりに降ったが、台風の割りにひどくなく、樹林の中のテン場は平和だった。早くから寝てしまっていたH光くんは夜むっくり起き上がり、ヘッデンで仕事の書籍を読んでいた。偉すぎる。。。

台風は18時に秋田に上陸し、翌日3:00頃には太平洋側に抜けていたらしい。夜中少々増水していたが、朝には元に戻っていた。

(記 K池)

 

●8/13(金)曇り: H光記

6:40 C2~18:30中俣沢ゴルジュ内C3

朝起きると、懸念していた水量は平水とほぼ変わらず。台風は夜の内に通過した様で、天気もそれほど悪くない。昨日の時点では畑沢エスケープが濃厚だったが、予定通り中俣沢へ突入することとする。ガッコ沢手前付近で今回唯一のスノーブリッジに遭遇。出口付近に小滝もある様なので、右岸を登って50m懸垂で雪渓切れ口にピンポイントで降りて回避。

ガッコ沢出合からすぐ先は登れない滝が聳えているので、まずはガッコ沢の滝を登り、そのまま高巻く。沢に降りてからもすぐに、釜の深い4m滝が出現するので、左側の草付きをリードで登り、小尾根を越えて50m懸垂。

この後の20m滝はアクアステルスの強烈フリクションや、ザイルでのリードなどで普通に登る。その後トポで不明となっている地点に差し掛かり、目前の登れない滝を右から高巻き+懸垂で回避しようと登ると、その先に登れそうにない連爆帯が視界に飛び込む。時間も15時過ぎで、このままゴルジュ帯にいる訳には行かないので、大高巻きを決行。

3時間半かけて、急な斜面をルンゼを三つほど越しながら藪漕ぎで前進。疲労困憊で最後の懸垂を降りると、ちょうど視界が夕闇に包まれた。増水したらすぐに水没しそうな河原であるが、この先もゴルジュは続くようなので、無理やり整地してビバーク。大量の薮蚊が防虫ネットの隙間を縫って攻撃して来て、大変煩わしい。夜中にポツポツを雨が降るが、朝方にはなんとか止んでくれた。

(記 H光)

 

●8/14(土)(雨)

5:30C3~8:00中俣沢東俣沢分岐~12:00稜線~12:30竜門小屋

前夜、ラジオで天気予報を聞くと昼頃から大雨らしい。午前中になんとか沢を抜けるつもりで早出する。(といっても5時出発のつもりが、5時半出発になってしまった)。朝食はお湯だけ沸かし、行動食を各自で食べた。

出発後1時間くらいは雨も小降りだったので、とくに問題もなく順調に遡行する。2段20mの滝を左から巻き、懸垂でおりる。このころから雨も激しくなり急激に増水してくる。ついに保水力の限界を超えたみたい。。

中俣沢と東俣沢分岐50mくらい手前で、渡渉しようとしたS津さんがバランスを崩し、助けようとしたS山も一緒にこけて流されそうになる(ヒヤリハット)。なんとか岸に這い上がって、回りを見るこれ以上の遡行は不可能な感じ。とりあえず落ち着いて地形図を見る。我々は左岸にいる。中俣沢は左から合流していて合流地点付近で沢は右にカーブしている。合流地点上流までカーブINコースをヤブコギで高巻き→対岸に渡渉→ヤブコギで稜線に抜ければ竜門に最短で抜けれそう。というわけで左岸を巻く。

上から沢を見ると激流で果たして渡渉できるかとても不安だった。地図を見ると、このままヤブコギをすれば、距離と標高差はあるが西朝日にたどり着くこともできそう。安易に下降して渡渉できなかったら、登り返すのに時間がかかるなあ。このまま西朝日に抜けたほうが結果的に短時間なのでは・・、なんてことが頭をぐるぐるして非常に迷ったが、とりあえずS山が懸垂で降りて様子を見ることにする。降りて近くで観察するとなんてことはない。場所を選べば問題なさそうだった。みんなにOKサインを出して、降りてきてもらう。渡渉はあっさり成功。ここで遡行は打ち切り。あとは標高差600mのヤブを漕げば稜線にたどり着ける。

取り付いてみると、初めの標高差200mは意外にヤブが薄く、ケモノ道もうまく拾えたので楽だったが、残り400mのヤブはそれなり濃くて苦労した。それでも4時間で稜線に抜けることができた。ふ~おつかれ様でした。感度の握手。ここから竜門小屋までは15分だった。小屋で一日早く竹の沢を抜けたA久Pと再会。

(記 S山)

 

8/15(日) (雨、麓は晴れ)小池記

5:30 竜門小屋~8:00 日暮沢小屋~10:30 大井沢温泉~寒河江~山形~帰京

4:00起床、5:30出発。稜線はそれなりに風が強く横殴りの雨だが、雨粒が温かい。6:00頃小ピークでH光くんの防水Docomoでタクシー会社に電話するが、転送されるも誰も出ず。日暮沢小屋と根子集落の間には道路が水没する箇所があり、車が小屋まで迎えに来れない場合があるとのこと。集落まで歩こうとA久さん。

約3時間で日暮沢小屋到着。ところがすぐ先の橋が濁流に飲まれて渡れない。ザックほどの大きい石が道路上に複数転がっている。今回の増水でこうなったのか。皆ザックの一番底にしまったギアを取り出し、A久さんリードでロープを張り、それを頼りに渡渉した。膝下くらいだった。一般の登山客ならここで足止めだろう。こういうときかえってバリエーションやっている意義を感じる。

その後は舗装道路をひたすら歩く。先頭はK玉さん。アブの熱烈歓迎を一身に受ける。その栄誉を奪わないよう皆一定の距離を保ってフォロー。集落に到着したが何も無い。山形をなめるなとK玉さん。恐れ入りました。大井沢温泉まで歩くことになった。意外ととっても遠かった。温泉へは11時前に到着、虫さされに熱い湯が痛い。

温泉からジャンボタクシーで寒河江駅に。寒河江はさくらんぼ日本一を売りにしており、なんにでもさくらんぼマークをつけていてかわいい。山形駅では山形牛目当てに焼肉屋に入りやっと落ち着いて乾杯!男性陣は外国産牛肉食い放題¥1100を数kgたいらげた。山形である意味は無いが大満足?

新幹線に乗ってしまうとあっという間に東京だった。最後は学生の旅行みたいで楽しかった。

(記 K池)