メンバー:S津、S見、H本、N野

1日目
7:20 土樽駅-8:10 南尾根取りつき-12:20 1150mテンバ好適地-14:30 1250mコル テンバ
2日目
5:40 テンバ発-6:20 岩場-8:00 南稜ピーク-9:10~9:45 北稜ピーク-11:00 クロガネノ頭-13:20 コマノカミノ頭-17:00 土樽駅

ほぼ12時ちょうどに湯沢インターを通過。時間待ちをしている車の多さと、インター最寄りのコンビニの混雑ぶりに驚く。
でも、除雪センターは貸し切りで、軽くビールを飲んで就寝。 

1/7 (晴れ)
土樽駅は盛況で、駐車場は最後のスペース。隣に雪に埋まった軽自動車があり、出るの大変だよねぇ、と話しながら出発。
林道のラッセルを覚悟していたものの、重倉との分岐の橋まではばっちりで、そこまではツボ足で行く。
1週間前はほとんど雪がなかったであろう尾根にとりつくと、いきなり急坂のラッセル。でも、まだ雪付きが甘く、藪に足をとられてスピードがあがらない。登っても、登っても高速道路がちっとも遠くならない。
1100mを超え、尾根が合流し傾斜が緩くなったところで、単独と思われるトレースに遭遇。ありがたく利用させてもらいながら進む。途中、男性に遭遇。トレースの主。日帰り装備でとりあえず行けるところまで行ったけど、岩場が出てきて引き返してきたとのこと。トレースのお礼をい言いながら別れ、先を急ぐ。
急坂直前の1250mのコルで13:30分過ぎ。以前に来た時の記憶から、これより先は南稜ピークくらいまでテンバ好適地はない。
協議の末、今日はここに泊まり、おそらく南稜の下降でロープを出すことになるので、そこらへんで日の出がくるような時間に出発することとした。
 
 

 
 
1/8 (曇り時々暴風)
5:40 予定より10分遅れで出発。昨日のトレースが残っており、順調に進む。穏やかなスタート。
6:20 昨日あった男性が引き返したという、岩場に到着。まだ暗く、足元が見えないため、安全を期してロープを出すこととした。トップのH本さんが通過後、2番手のS見さんが慎重に進むも、足を置いた雪がくずれ、そのまま滑落。どちらからも状況は見えない。声をかけると返事は返ってくるので大事ではなさそう。登ろうにも足場が崩れるようで、なかなか上って来れない。
H本さんが様子を見に行ってくれ、荷物を先にあげ、なんとかルート復帰。怪我はなく、本人も大丈夫、とのことで山行は継続。
 
 

 
 
その後も急登が続き、少し意思疎通がうまくいかない場面もあり少々手間取ったが、南稜はなんの感慨もなく通過。
北稜の登りで1ピッチ、下りで1ピッチロープを出す。北稜の登りは、まだ雪が藪に乗っているだけのため、踏み抜いて岩場に達してしまう。
山頂で10時。このままのペースで、雨が降り出す前に、南西尾根の安全圏までたどり着くんだろうか?との不安が頭をよぎる。が、下降を始めると、あっというま。気が付いたらクロガネノ頭に到着。ここまでは少しやせ尾根で、雪庇が発達している時期だと注意が必要だ。頭から降りたところがしばらく広めの尾根で、どこででもテントが張れそう。
3月の雪が安定している時期ならここまで一日で来れるのかな?
細かいアップダウンを繰り返しながら、コマノカミに近づく。12時くらいから、時折風が強くなり、視界に入るすべての山の山頂に雪煙が上がり始める。どんどん重たくて怪しい雲がわいてくる。コマノカミと南西尾根の分岐についたころには、目を開けているのが大変なほどの突風がたまに襲ってくる。
 
 

 
 
荷物をデポして、頭までピストン。証拠写真を撮って、強風に追われるように荷物まで戻る。進行方向に雪煙が舞い、風が渦巻いているのが見える…
ほんの数十メートル降りるのが大変!顔に打ち付けれられる雪が痛くて、サングラスに吹き込む雪で目が開けられなくて、ザックと背中の間に風が入り込み、吹き飛ばされそうになる。H本さんだけは、なぜか平気で歩いてる。経験値の差?でも、S津さん、S見さんもうずくまってるしなぁ…
 
 

 
 
じりじりと匍匐前進ってか、下降っていう感じで標高差100m弱を降りて、暴力的な風(S津さん曰く、正月の北鎌の時より強い!)から逃れて、一息つく。1300m付近。14時。林道の状態次第だけど、雨が降り出すと予想されている17時には土樽駅にたどり着けるんじゃ????
どんどん下がる気圧と、不気味に湧いてくる黒い雲から逃げるように下山しました。高度を下げるにつれ、雪は重くなるけど
今日中に帰ろう!明日は雨だし…風、怖いし(ノД`)・゜・。
疲労困憊で土樽駅に到着(ぎりぎりで小雨が降り出しました)し、のんびり荷物を整理して帰京しました。

急激な天候悪化がなければ、この時期だと3日あったほうがゆとりをもって行けるルートだと思います。
雪付きで難易度は大きく変わるんだとは思いますが、なかなか手ごわい、楽しいルートでした。
メンバーに恵まれて、昨シーズからの宿題ルートに行くことができました。
ありがとうございました。