まみおです
私の山登りは、2013年8月に白馬岳に一人で登ったことから始まりました。より傾斜のあるところを登りたくて、2014年11月にぶなの会に入会しました。そして2015年4月、雪の白馬岳山頂に、山の先輩達と立つことができました!

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メンバー L.M中、N野、T内ま(記録)
行動経過(天候・タイム)
・4/11(雨のち曇)
 10:00二股P-11:35猿倉荘-13:30白馬尻C1
・4/12(快晴のち曇、無風)
 03:30白馬尻C1-05:45標高2,000m付近-07:30標高2,492m付近-10:30頂上直下
 -11:10~11:30白馬岳頂上-大雪渓下降-13:30白馬尻-15:30二股P

◆記録
4月11日
 午前中は雨、という予報で、前泊は川越のN野亭AC(ぶなの会N野アドバンスドキャンプ)。N野さんお手製のおつまみがおいしかった!
 白馬に到着すると、雨は上がっており、青空も見えるものの、山は雲の中。白馬尻は完全なホワイトアウトなので慎重にテン場を決める。ガスが晴れれば取付点の確認をしたいのでたびたびテントの外を見るが、ますます白くなるばかり。

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 風はない。
 ~夜中に目が覚めて外を見たら、ガスが消え、満天の星。白馬主稜。名前のとおり美しい雪の稜線を、文字通りの快晴で登攀できるかもしれない~

4月12日
 出発時には、明るい半月が山々を照らし出していた。ヘッデンを消して、雪を歩く感触を味わう。取り付きからいきなりの急登であるが、アイゼンが良く効き、初心者の私でも心地よく歩ける。

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 夜明けとともに尾根に乗る。

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傾斜が緩やかなので、朝日を振り返りながら、高度を上げていく。そして、いよいよナイフリッジと雪壁が交互に出てくるようになった。雪の状態が良いので、時折下をのぞき込みながら雪稜歩きを楽しむ。

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振り返ると、ギザギザの稜線。ダガーポジションでの雪壁登りがアクセントになる。今年は雪が少ないらしく、岩が露出しているところもあった。岩は脆く傾斜もあるが、丁寧に見ればホールドはあった。雪庇もなかった。

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 (残念ながら)トレースがあるのでルートに迷うことはないが、M中さんとN野さんは慎重にルートを見極めている。最終的に、途中二回、立っているところでロープを出した。

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また、途中一カ所、雪の切れているところでお助けを出してもらった。そして、最後の雪壁の一回。ここは、傾斜はさほどでもないものの、万一のときにどこまで落ちてしまうのでロープを出すとのこと。

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 7時頃から徐々に暑くなり、雪がぐずついてきたが、標高も上がるためであろうか、最後まで雪の状態は悪くはなかった。

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 いよいよもうすぐだ、と思った2,800m付近で、急な雪壁が出てきた。途中には1.5m×2段構えの乗越もある。ロープを出さなかったものの、ステップをうまく作れない私はその場で足踏みするだけで登れない。越えられるだろうか…。後ろから、N野さんがいろいろアドバイスをくれる。
 足場を固めて、アックスを雪面に振り下ろして、…うん、安定している、抜けない、崩れない、大丈夫、今シーズン何度も一緒に山に行ったN野さんが応援してくれている、大丈夫、エイっ!!!!
 行けた~!ダガーポジションから、二足歩行に。見上げると、最後の雪壁が目の前に迫る。ああ、ここまで来ることができたのは、今シーズンに私をいろいろな山に連れて行ってくださったぶなの会の先輩達のおかげだ…思わず目がウルウル。
 最後の雪壁は、下の方を振り返り、高度感を楽しみながら登った。下からはM中さんがこちらを見上げている。雪壁を乗っ越すとサングラスのN野さんが笑っている。

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25mほどフリーで登り(ピンク)、デッドマンでビレイステーションを作ってから、最後の35m(ミドリ)を頂上に抜ける


 11時過ぎ、白馬岳山頂に到着。
 大雪渓の下りは、「歩いて降りられるのか!?!?!」という急斜面がどこまでも下の方まで続いている。でも、M中さんはすいすいと降りていく。私はバックステップでイチニイチニ。と、N野さんから、「この雪の状態なら、かかとに体重を掛ければ大丈夫だよ」と教えてもらった。やっぱりまだまだ山歩きが足りないな。
 帰りの林道では、N野さんのご指導の下、ふきのとうを収穫して15時半過ぎに駐車場に到着。

ありがとうございました、おつかれさまでした。
でも、まだ終わりじゃない。次はGWに向けての練習、そのあとは夏に向けての岩トレを組んでもらっている。
そしていつか、私も山の後輩と、雪の白馬山頂に来るのでしょうか。

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積雪期の目標のひとつ、白馬主稜登攀を今シーズンに完遂できました。
山を始めて浅い私が4月の白馬主稜に登ることができたのは、今回パーティーに加えてくださったM中さん、N野さんのほか、今シーズンに様々な山を私に経験させてくださったぶなの会の先輩方のおかげです。本当にありがとうございます。
残りの雪山シーズンも楽しく安全に頑張ります!
(T内ま)