鳥甲山 白嵓尾根 2018/2/10-11

積雪期登山

[メンバー] S藤L、M上、K野

2/10(土)
6:30切明温泉~8:30万仏岩基部~10:30ピーク~15:30白嵓の頭~16:00幕営地(1900m)

秋山郷・切明温泉に到着したのが深夜2時過ぎで、がんばって5時過ぎに起床して出発。
積雪も多く林道のショートカットついでに狢平を経由せずに、南面から万仏岩の基部にアプローチする。その万仏岩を巻きながらトラバース気味に1407mピークに直接上がると、そこから長ーいナイフリッジが延々と続く。
気温の上昇でアイゼン団子に悩まされながらひざ下ラッセルを3人で回すが、平成生まれの23歳のK野さんが大活躍。無風快晴で苗場東面・佐武流山から奥志賀の山々が一望でき、白嵓の頭から先のなだらかな斜面で幕営。

2/11(日)
5:30幕営地~7:00岩峰~10:30鳥甲山山頂~赤嵓尾根経由~16:00屋敷~19:00切明温泉

低気圧の通過による降雪は5~10cm程度で気温は高めで視界も100mぐらいは確保できるコンディション。
カミソリの刃と呼ばれる、東面は切れ落ちた絶壁で西面も急傾斜の斜面が続く。基本的に尾根上を忠実に進み、最後の岩峰はロープを出して右側の斜面をトラバースして巻き、その後の急斜面は懸垂で降りる。そのあとに現れる細い岩尾根でK野さんが雪庇を踏み抜いて1mほど落下するが特にけがなし(ヒヤリハット)。雪が崩れて現れたのは30cm幅の岩稜で後続は馬乗りで残った雪を切り崩して通過。その後はなだらかな尾根に変わり山頂に至り、いくつかの小ピークを越えながら赤嵓尾根を辿る。屋敷への下りは結構な急斜面で何回かバックステップで下る。
17時に国道に出てそこら8kmをS藤さんが車の回収に歩いて向かい、残り二人は国道脇でテントを張って過ごす。ヒッチする車も現れないのは秘境ならでは、19時半にS藤さんが回収した車で戻る。津南のコンビニに寄って、湯沢の除ステーションに着いたのが22時。祝杯を挙げて翌朝6時に起きて帰京。

関連記事

特集記事

アーカイブ
TOP