瑞浪屏風岩 2020/2/17-21

トラッドクライミング

[メンバー]
Lホーリー、ぶな美、会員外2名

[報告]
冬のシーズンは小川山や瑞牆には行けないため、クラックとなると城ヶ崎になってしまう。
冬でも登れる花崗岩の岩場となると1番初めに思い浮かぶのが瑞浪である。
東京から高速を使って、4〜5時間で行くことが出来る。1泊2日で行くのはもったいないが3連休などを使っていくのは全然アリだろう。それだけ、瑞浪には魅力を感じるルートがたくさんある。

今回は平日山行の行けるメンバーを集めて、4泊5日の瑞浪遠征に行ってきた。
平日ということもあり、クライマーはほとんどおらず貸し切り状態であった。

また、天候にも恵まれて毎日登ることができた。
瑞浪の岩場はエリアが4つに分かれているが
歩いて移動できるため、小川山に似た雰囲気を感じる。
また、終了点に回り込めるところが多く
TRも張れるため、クラック講習などで週末は大賑わいだろう。

個人的に登って、よかったルートをいくつか紹介したいと思う。

◯エースを狙え 10b

個人的に1番好きなルートで何回でも登りたくなる。シンハンド〜ハンド〜オフィズスといろんなジャミング力が試される。 特に、上部のオフィズスの箇所は右差しから左差しに切り替えるあたりが核心に感じた。小川山や瑞牆に有れば三つ星はありそう。

エースを狙え 10b

◯アタックナンバー1 10b
瑞浪のクラックルートの中では比較的長いルートに感じた。下部は傾斜の緩いスラブて薄かぶりのクラックを直上していく。フィスト〜ハンド〜シンハンドとこちらも多彩なジャミングが求められる。また、最後の落口あたりが核心に感じた。

◯アームロックききますか 10a
ワイド好きにはたまらないルートの一つ。瑞浪にこのルートをやりに行くだけでも価値がある。個人的にはそのつもりで今回の遠征に来たのだが結果的には敗退してしまった。いろいろな登り方があるらしく、右差し限定で行くとかなり難しく感じた。左差しでも行ったが中に入りすぎで、上部で外側に体を出す時に吐き出され感が強く感じ、我慢できず落ちてしまった。純粋なワイド登りを要求されるため、ワイド登りのよい練習になると感じた。

アームロックききますか 10a

その他にも瑞浪の看板ルートのアダムとイブやワイドマスター、ノアなどの面白いルートがたくさん存在する。
冬場に花崗岩のクラックを登りに来るのには最高の環境であると思う。
また、冬のシーズンに行きたい!

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