[メンバー]M山L、K代、S田、会員外一名

7/19(日) くもり

6:30 駐車スペース~7:10毒水沢入渓点1550m~毒水沢下降〜8:20常布の滝上~大沢川遡行〜11:10登山道横断点1600m~16:40芳ヶ平ヒュッテ~18:00 駐車スペース

大沢川は草津白根山にある毒水沢の一本北にある沢で、記録が見当たらない。毒水沢といえば、明るい癒し沢らしい。大沢川は地形図からも平凡な沢に思えたのだが、ゴルジュが続く面白い沢だった。

毒水沢を登山道が横断する1550mから入渓した。

まずは日本の滝100選のひとつ、常布の滝の落ち口を目指して毒水沢を下降する。すぐにゴルジュが始まり、大沢川と合流するとますます側壁は高くなる。

50mロープをフィックスして下降していく。釜を二回泳ぐと立った10m程度の滝に行き当たり、これは懸垂下降しないと先に進めない。今回は常布の滝落ち口まで行くのは諦めてここで引き返す。最近キャニオニングか何かで下降した人がいたようで、ペツルのボルトが二本打ってあった。

引き返して、途中のちょろちょろ湧いている温泉を浴びて体を温める。泳ぎはあまり想定しておらず、薄着できたのを後悔する。

二俣から大沢川を遡行開始する。毒水沢の水は鉄の味が濃く、やや暖かい水温で、目に入ると痛い。大沢川は普通の冷たい沢水だ。深い釜を持った滝が現れる。寒くて誰も行きたがらないが、ゴルジュを巻いたら大巻きになりそうなので、とりあえず泳いで取り付いてみると、左壁から登れた。

この後もゴルジュが続き、泳ぎを交えながら進む。20mくらいの登れない滝は右から巻いた。

滝上は渓相は平凡になり、1600mで登山道が沢を横断する。しばらく平凡なゴーロ歩きののち、再び上部ゴルジュが始まる。

登れる滝と登れない滝が交互に出てくる感じ。上部ゴルジュは比較的側壁が低く、巻こうと思えば巻ける箇所も多い。できるだけ小さく巻くようにした。

つるつるの10m滝は容易に巻けた。

ゴルジュはまだまだ続く。最後の核心はクラックの発達した6m滝。カムエイドが手っ取り早いだろうが、毒水で錆びるのを警戒してカムは誰も持ってきていなかった。こんなにゴルジュだとは思っていなかったし。リードはショルダーで、フォローはゴボウでクリア。

少してこずる滝を二つほど越えると、沢は突然草原の中に飛び出し、癒しの景色が広がる。まもなく1830mの芳ヶ平ヒュッテのある地点で登山道が横切り、遡行を終了した。