奥利根 赤倉沢~赤倉岳~水長沢下降 2020/8/10-12

沢登り

メンバー:M浦L、他2

8/10 晴れ
渡船で10時入渓、水量は平水か。最初の核心の大滝(というほどでない)ゴルジュまで快適遡行。
前衛滝は右凹角をロープ(カムが使えるがフレア気味で岩もぬめる)、2段20mは左ジェードルをA0交えて登る(快適)。
三ノ沢出合で泊15時

8/11 晴れ夕立あり
5時半発。三ノ沢出合先からはずっとゴルジュが続く。最初のゴルジュ内の2つの滝でロープ。ややテクニカル。
そして核心部へ。門番の滝は右壁から快適だが繊細なプロテクションワークが必要。

次の2段12mが難モノ。右から巻き気味に登り、上段の右側壁スラブを登るところがホールドが細かく、プアプロで怖い。乗り越しの潅木つかめれば一安心だ。次の釜のある小滝は登れるがその次がスラブ滝で×。右岸を投げ縄をつかって高巻く。2Pで沢復帰。
あとは難しい滝はない。ここまで雪渓無し。最上部二俣を左に入って、大日陰山頂きへ13時。
この日はどんどん気温があがって熱中症になりそうだ。ヤブコギ少なく稜線へ。
下降に選んだ大日陰沢(岩魚止め沢)は中間部まで6回の懸垂(ロープ1本のみ持参)、1300mの連瀑は左の急な尾根から懸垂でパス。さらに下部も左の尾根に逃げてそのまま水長沢まで18時半。疲れました。

8/12 朝雨のち晴れ
小雨の中、平水の水長沢下降。問題なく2ピッチで利根川出合。
渡船まで時間があるので素麺をゆでる。13時ピックアップで矢木沢ダム下山。

赤倉沢、大きい滝は無いものの明朗闊達なゴルジュが長く続き、ロープ出す回数もあり、中級クラスの沢としてはなかなか楽しめました。

ぶなの会

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