メンバー:M中L、Y田

0600七倉山荘P−0610入渓−0645 二条8m滝−0900大雪渓−1110七倉のコル−1515七倉山荘P

3年前、松本勤労者山岳会の大白沢の写真を見て以来、相当面白いのではないかと目をつけていた七倉沢。
「転進なら高瀬川の七倉沢という手もあるよ」と企画書を一番上に上げてみるも各位に見送られて不遇をかこってきたが、谷川方面天候不順にていよいよその日がやって来た。
前夜祭はコンビニでお互いの酒量を牽制し合いながら購入したビール1200ml、ワイン2本。相互抑止効果によって控えめである。
 
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駐車場を10分も歩かないうちに入渓。即、岩盤系。
花崗岩白く輝き、小滝をアスレチックに越えていく。
 
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滝が10m級になってくる。ノーロープだとちょっと緊張。
水はとてもキレイでそして冷たい。水を飲み、浴びて、そして滝を登る。
深い渓谷のなか、日が刺す場所で体を温める。
見上げると、北アルプスの青い空。気持ちがいい。
 
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雪渓だ!大きい。

日焼け止めクリームを塗り、はるか高い側壁を両脇に、雪渓を静々と歩き出す。
たまに落石の音だけ。見渡すと北アルプスの青い空。時が止まったよう。
 
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右屈するノドをすぎると盛り上がる雪渓に崩壊壁のザレが乗り始め、ラントクルフトも深くなってくる。
ザレで滑らすとサイドの深穴に一直線だ。体幹姿勢MAXで慎重に這い登る。
そして流水ではなく、雪渓上のザレに飲み込まれないように側壁に移り、ラントクルフトにビビりながら岩壁をへつることになるとは!

新しい登山の誕生である

神経をすり減らし、やっとこさ七倉乗越にたどり着く。
お互い話す気もおこらないので、離れ離れ。
装備を外しながら、七倉乗越からの見慣れない北アルプスの景色をぼんやり眺める。

しぶしぶ重い腰を上げ、下山にとりかかる。
Y田さんがエアリアを広げて私に尋ねる。
「M中さん、高瀬川、2泊3日ぐらいで面白いところって」

「うん、北葛沢とか滝ノ沢は面白そうね」

「ほう…、ここか…」

Yちゃんもだいぶ気に入ってくれたみたい

乗越から20分ほどで七倉岳
槍ヶ岳と剣
充実の日帰り北アルプス登山
船窪小屋の鐘楼が響き渡る