12月30日 (雪)
9:30位から、大井沢より4往復のスノーモービル
12:10で終了 日暮沢小屋 泊

12月31日 (雪のちはれ)
5:40 日暮沢小屋
8:20 900m付近
10:40 1226m付近
13:00 支尾根稜線
13:20 1359mBP

1月1日 (晴れのちくもり)
6:45 BP
7:20 清太岩山
8:20 ユーフン
9:35 竜門山
11:30~12:10 テンバ
13:50 日暮沢小屋

1月2日 (くもりのち雪)
7:25 日暮沢小屋
10:00 根子集落

スノーモービルの威力で、お昼には、全員日暮沢に到着。
他の2パーティーも大いに体力温存できたはず。

二日目、ヘッデンでラッセル開始、福島4人パーティーが追いつき、10人で高度を稼ぐ。
5.6年前のテンバ1226mを順調に越えて、支尾根稜線に上がり、大朝日に続く真っ白な稜線を久しぶりに見ることが出来た。早々1359mで幕。

どうも予報が良くない。-33度Cが下りてくるらしい。
三日目、元旦は、行けるところまで空身で往復することに。
クラストも無く、深い場所もないので、このうえなく順調。
真っ白い朝日の峰峰をめでつつ、思いもよらぬ早い時間に竜門山に着いてしまった。あとは降るだけ。
東北秀峰の同定を楽しみ、日暮沢小屋まで天候悪化しないうちに下りられた。

最終日、林道ラッセルを想定して、一本スキーを持ってきたが、スノーモービルトレースの上に積もった雪が少なく、ワカンだけでも、たいした消耗もなく、早いペースで根子に着く。

お酒が入ると、かしましい”新人三人むすめ”賑やかな年越しにあいなりました。
帰ってから、予定通り竜門に登れた理由を「他パ-ティーが居たからね」ということにしてましたが、我ら6人だけでも十分完結出来たと思いなおしてます。
三人むすめも冬山新人ながら、それなりのパワーが有りましたし、6人のパフォーマンスのリズムがこころ強く印象されています。
充実した時間をありがとう。(記:O川)


12月30日(雪)
大井沢9:30→(スノーモービル)→日暮沢小屋12:10
大井沢に着いた時には、一面真っ白、家々の屋根には1m近い雪が積り上がっており、降り続く雪は横なぶりの吹雪。
車の中で、雪山新人三人むすめ(“中年新人”という呼び名もその後あったが、、)は、こんな大雪の中本当に山に突っ込んで行くんですか、と少々腰が引けた状態。
何ということなく出発するらしいということで、準備に入ったのだった。
日暮沢小屋までの林道をスノーモービルで一気に行ってしまう、とはなんとも斬新な山行プラン。9:30に第一陣が出発し、一人もしくは二人乗りで順次日暮沢小屋を目指す。
深雪の中を大型スノーモービルの猛烈ラッセル、振り落とされないように必死でしがみつきながらも、2パーティーをさっくりと追い越し、気分は上々。
結局6人を4往復で運んでもらい全員が小屋に着いたのは12時過ぎ。
そこから先は胸ほどに積もった雪面で、他にそこから先に進むパーティーもいないようで、その日は小屋泊決定。
早い時間から宴会して、明日に備える。

12月31日(雪のち晴れ)
日暮沢小屋 5:40→ 900m付近 8:20→1226m付近 10:40→支尾根稜線13:00→1359mBP13:20
ワカンを履いて5:40にヘッデン行動でラッセルスタート。
我らが先行するも、福島の4人パーティ(うち3人がスノーシュー)にさくっと追いつかれ、そこからは尾根線上を交互にラッセル漕いで上を目指す。
朝日が上がるころには先の稜線に朝日連峰の山々も見えてきた。
青空ものぞいて、延々とラッセルは続くもそれはさわやかな山の朝の光景。
そんなさわやかな登り、みんなで頑張るラッセル最中での村山さんの一言「今年もたいした年じゃなかったなぁ。」
そうだ、本日大晦日。絶妙のタイミングの一言に一同大爆笑、気を取り直してさらにラッセル。
この2週前、会津駒ヶ岳でのプレ山行のおかげで、コツはないと言われたラッセルもそれなりにガツガツ進めるようになってきたか。
樹林帯を抜ける1200m付近からは吾妻の9人パーティーも追いつき、総勢19名での大ラッセルは続き、、13時頃支尾根稜線上に取りつく。
ここからは雪はひざ程度。この日予定の竜門小屋まで進むには時間的に厳しい上に、この後天候が悪化する可能性も考慮し、この日はこのあたりでテントを張ることを隊長決定。
目の前に清太岩山を望む1359m先のコルの一等地にテント設営。
またまた早い時間から水作りをして宴会開始。お酒もたっぷり♪
この日からでしたね、いじられキャラ全開、のぼるん先輩受難の日々が始まったのは。。(記:H)

1月1日( 晴れ)
BP出発 6:40 → 竜門山 9:30→ BP 11:30 → 撤収 12:05 → 日暮沢小屋 13:45
夜中にテントを揺らしてた風がいつのまにかおさまり、穏やかな新年を迎える。
山頂まで行けたらいいね、と話しながら、お雑煮をいただき出発準備完了。星が瞬くなか遠くに町の灯りが見えていた。
昨日、一緒にラッセルをした4人パーティーはすでに出発した模様で、トレースが見えている。
風も無く、雪もしまっていて、まるで春山Joyだ~といいながら出発してすぐの上り坂の途中で初日の出!の予定が、雲の中に隠れてしまい、おあずけ。それでも明るくなり、遠くの竜門や朝日を望むことができる。
ユーフンへ登る前のコルでアイゼンへ履き替える。本日の核心部のトラバースに到着。
それにしても天気がよく、風も全くない。新人3人組は恐る恐る一歩を踏み出す。アイゼンを引っ掛けないように…と慎重になると、とても村山さんのペースについていくことはできない。
ところどころ深いところを踏み抜き、膝上まではまるが、何とか無事通過。通常だと非常に風が強いところらしいが、今日は新人を歓迎してか、無風。
小休憩をとる。あとちょっとで山頂。コンディションもばっちり、時間もまだたっぷり、ということでラストスパート。
遠くから見るとものすごく急に見えた坂も、実際に上ってみるとそんなにたいしたことはない。

9時半、山頂に着いた途端に強風で、360度のパノラマをさくっと堪能して、記念写真を撮ったらすぐに退散。
一目散に下山中、9人パーティーとすれ違う。名残惜しく振り向くと、竜門の山頂には徐々に雲がかかってきていた。
テントに戻り、荷物を担いで下山開始。稜線には小川さんが立てた赤い旗が立っている。
ここからはトレースがほとんど無いため、自分がどこから登ってきたのかが全く分からない。
それでも、登りはあんなに大変だったのに、くだりはあっという間。
天候が崩れる前に、日暮沢小屋までたどり着く事ができた。
二日前と同じ場所にテントを張り、一日短縮して浮いた分の食料を全部消費して、快適な小屋の大宴会が夜中まで…

1月2日 (曇り時々晴れ)
出発 7:40→ 林道入り口 9:55
2日間で雪は降ったが、モービルのトレースは明瞭に残っている。
天候悪化の予報が出ていたものの、下界は時々薄日もさす穏やかな天気でヤッケなしでも暑いくらいだった。
アップダウンのほとんどない林道をよそみをしながら帰る。
迷いようのない一本道で消化試合の気分で歩くも、電線が見え、グラウンドが見え、林道入り口に到着したときには、ああ冬休みも終わりだとちょっとさびしくなりました。
4日間、新人3人に雪山でのすごし方を教えてくださったり、昔の楽しい話をしてくれた先輩方、どうもありがとうございました。(記:N野)