山域、ルート: 南ア 尾勝谷 塩沢右俣 アイスクライミング
メンバー: LS原 M、I

行程:
1/12(土)晴れ 東京600発-1030戸台川尾勝谷出合1050-1430塩沢二俣(BC)

尾勝谷出合に車を停め、橋を渡って林道を行くと、30分ほどで巨大堰堤が登場。左手の階段状を登るが、つるつるに凍りついており、はしご状ステップも氷に埋もれているため、緊張を強いられる。さらに30分ほどでミニ発電所に到着。左手の谷が塩谷の入口。木がうっそうと繁っているため狭く見えるが、カーブを過ぎてゴルジュ地形を抜けると、谷は明るく広がってくる。10回ほど渡渉を繰り返しながら倒木だらけの河原を進み、計3時間半で二俣に到着。

本日右俣を登ったという二人組が空けてくれたスペースに幕営。右俣を5分も行くと水場がある。二俣には我々の他に1パーティのみ。

1/13(日)晴れ BC発650-730F2登攀開始-1300F10登攀終了-1600BC着

BCを出てすぐに多段70mのF1に出るが、半分雪に埋もれているので、左岸を巻いて先に進む。

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F2 45m I 傾斜は緩いが中央が流水で開いている。しっかり氷結した左手から右上。
F3 45m S原 ほぼ垂直で、全体が堅くもろいシャンデリア状(カリフラワーとも)。中央にしっかり氷結したラインを見つけ、慎重に登る。
F4 6m 歩いて通過。

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F5 45m I 沢の合流点にあり、途中から左に屈曲する珍しい地形。右手の先にも氷瀑が見える。
F6, F7, F8 各10-20m ビレーなしで通過。

F9 30m I 少し雪が被っており、その下の氷を探りながら登る
F10 45m S原 大きく張り出した岩壁にかかる、ほぼ垂直の大滝。全体がつららの集合。中央から右手にラインを選びながら登る。

立木を支点に懸垂下降を繰り返し、明るいうちにBCに戻った。

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1/14(月)小雪 BC発715-1110尾勝谷出合

早朝から降り始めた小雪の中を下山。巨大堰堤は凍結した階段を避け、中央を10m懸垂して河原に降りる。

戸台のさくらの湯で冷えた身体を温めて、さて戻ろうとしたら積雪で中央道通行止めの情報。そこからひたすら一般道をたどって関東を目指すが、どうしても峠が越えられずに車中泊。結局丸1日以上かけて帰京するはめになった。

とんでもない長時間ドライブのおまけがついたが、年末年始の甲斐駒・仙丈シリーズの最後を飾る、充実したアルパイン・アイスクライミングを楽しむことができた。

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