メンバー:K岡(L)、M平(記録)

・ 無事、計画完遂。
・ 雪は例年より多め。黒部湖の水位は低め。
・ 先週認められた、雨の影響による縦溝およびグライドクラックは、ほとんどリセットされていた。

<記録>
3/27(金)快晴

日向山ゲート2:54 → 扇沢4:20-45 → マヤクボのコル8:20-45 → 針ノ木岳9:42-55 → 西稜2600-2660m付近から滑走開始11:45 小スバリ沢右俣滑走→ 黒部湖畔13:15

満天の星空のもと、運動靴で日向山ゲートを出発。扇沢でプラ靴に履き替える。
針ノ木雪渓には昨日のものと思われる先行のトレースがあるが、雪が締まっているため、トレースを外してもほとんど潜らない。マヤクボ沢下部は飛雪でトレースが消えていたが、それ以外はほとんどラッセルすることもなくマヤクボのコルまで登る。

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ここで黒部湖の湖面を観察。しっかりと雪原になっており、かつ対岸・御山谷出合に続く入り江も問題なさそうだ。

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シートラーゲンに切り替え、夏道沿いに難なく針ノ木岳頂上まで登る。休憩もそこそこに、針ノ木岳西稜のdrop point目指して下降しはじめる。

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頂上直下の小岩峰をクライムダウン後、次の大岩峰を右から巻くために、まずは小スバリ沢側の岩&ハイマツ交じりの斜面を慎重に一段下の雪面まで降り、その後雪面をトラバースして稜上に戻る。

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さらに容易な尾根を少し下った2660m付近でK岡さんは板を履く。M平はもう少し尾根を進んでから、沢の源頭を新雪が溜まった個所(2600m)まで歩いて降り、滑走開始。

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小スバリ沢右俣は、安定した新雪が溜まっており快適滑走。傾斜は35°位。

第一の核心(沢が右に曲がる直前の幅の狭い斜面、2250m付近)はK岡さんtopで横滑りで突破。後続のM平は精神的に楽だ~

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しばらく快適斜面を滑ると、下にインゼルが認められた。初滑降の大介さんから事前にアドバイスを受けたとおり、インゼルを右に乗っ越して(約2050m)、幅広の快適斜面を滑る。
 
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その後はさらに幅広くなったU字谷を快適に滑る。

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小スバリ沢左俣合流後は、数日前の新雪が乗ったためにマイルドになっているデブリランドを滑っていくと、まもなく黒部湖畔に到着。かなり時間も早いがツエルトを設営し、早々にのんびりとする。

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3/28(土)晴 のち 快晴

黒部湖畔5:15 → 御山谷出合5:38 → 一ノ越9:17-35 → 美女平14:25-35 → 立山駅16:05

明るくなり始める中を、安定して凍っている黒部湖をスキーで渡る。今年は水位は低いためか、湖面が小さく感じる。御山谷も順調に登り上げ、一ノ越まで。
 
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ここからは室堂経由で弥陀ヶ原を滑る。

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ひたすらアルペンルート高原バス車道の左岸を進み(下部は何か所かで車道の路肩の残雪で進む)、美女平からは雪が少なくて穴だらけの材木坂を慎重に下降し、立山駅に到着。

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<その他>
・西稜の下降も含め、登攀具は使用せずに済んだ。
・以下の個所でdocomoでメールができた。
 扇沢、針ノ木岳頂上、黒部湖畔、一ノ越、美女平
(M平)