メンバー:T内、M尾、K子(会員外)、F川(会員外)

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早朝埼玉発東北道経由で只見町へ。会津朝日岳の登山口を少し行き過ぎてしまい少し戻る。いわなの里までは入れず、手前の白沢川水無沢出合に駐車。
12時過ぎから歩き出す。赤倉沢出合のいわなの里は廃墟と化していた。
会津朝日岳の登山口看板は古ぼけて時の流れを感じる。所々デブリの残る赤倉沢を詰め傾斜がきつくなる頃アイゼン装着。左手の尾根を絡ませながら叶の高手を目指す。

叶の高手ほんの少し手前で降りてくる4人組に会う。日帰りで会津朝日に登ってきたという。
時間もいい時間なので叶の高手を少し降りたコルにテントを張る。素晴らしいロケーション。
疲れも吹っ飛ぶ。外で乾杯し入山初日を十分堪能した後、テントに入る。

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昨日は気が付かなかったが避難小屋はすぐ近くにあった。20分程度。新しくはないが中はまずまずの広さ。小屋を右手に見やり朝日岳への急登に差し掛かる。先行の二人組が稜線上に見える。テンバから約1時間位で会津朝日岳の頂上。360度の好展望。

少し戻って大幽朝日岳を目指す。鋸刃は名前からイメージするよりは困難ではない。主に尾根東側をトラバース気味に進む。雪面とガレをうまくつないで登る。徐々に雪がなくなり藪尾根となると急激に
ペースが落ちる。前方に先ほどの二人組が見える。鋸刃を終えた1610m付近で二人組に追いつく。
しばし同じ場所で休憩。先行が出発した後我々も後に続く。以降雪面は現れず延々と藪が続いた。

大幽朝日岳へは右から巻き気味に登り空身でピストン。三角点は藪の中。眺望はまずまず。
ここからもさらに藪は続き体力を消耗させられる。以降、延々藪をこぐこと約10時間!やっと1552m付近で解放される。丸山岳手前の1736mピーク付近で幕。全員精根尽き果て状態。
体の思わぬ所にもその余波が・・・(T内)。

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昨日の疲労が残るが天気が崩れるとの予報なので少し早出する。丸山岳の登りで向こうからやってくる二人組に出会う。様子を聞くと、もう藪はほぼありません、ここからは天国です!
とのこと。一同、小躍りして喜び合う。以降順調に歩を進め、丸山岳、梵天岳、高幽山へは昨日とは打って変わって快適なペース。しかし、坪入への登りから急激に足が重くなりペースダウン。

坪入山手前の1754mピーク付近では一同、疲労困憊の極!一歩も歩けませ~ん、状態。付近の樹木脇を整地し幕とする。天候等諸条件を考慮し、明日は計画変更し窓明山からの下山を決定する。
夜半、風雨が荒れ狂う。

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テント内は起きたころは水浸しとなっていた。大騒ぎしながらも何とか朝食を済ませ出発準備。テントを出るころには幸い、雨は止んでいた。朝一のナイフエッジ下降を慎重にこなし坪入山頂目指す。山頂らしき場所に持参の標識を括り付け小休止後窓明山へ。窓明は以外にも、近くに見えたがなかなかはかどらない。

藪と東側急斜面にかろうじて乗ってるような微妙な雪面をこなし何とか窓明山到着。
ここまでくればもう先は見えたも同然。
振り返ると長かった山稜がはるかに彼方に見える。2月に来た時、窓明のぶな林に感動した。
その時から約3か月。窓明のぶな林はご褒美のような春の装いで我々を迎え入れてくれた。

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