メンバー:Y田L、H部、M藤

12/26
6:50 葛温泉 → 8:30 高瀬ダム → 12:00 湯俣 → 15:00中東沢出合先(C1)

雪。暗い中出発。湯俣まではひたすらの水平移動。懸念していた水量はさほどでもないようで一巻きしてから渡渉開始。4-5回渡渉して中東沢出合を過ぎた…ところで水濡れアクシデントなどもあり、早めだが適地を見つけ幕とする。夜、結構な量の降雪あり。(30cmくらい?)

24169519485_3134703b6d_k

12/27
6:40 C1 → 10:30 千天出合 → 11:30 P2取付 → 15:00 P3.P4のコル(C2)
曇り、昼前から晴れ

渡渉用具がイマイチなこともあり巻道を探り探り進む。チョーぼろぼろのFIXロープを使ってのクライムダウンとか緊張、というかやりたくねー。なんとか千天出合まで来て、崩壊した吊橋跡の下を渡り右岸を高巻き気味に進み天井沢へ。P2取り付き向かい側で最後の渡渉を終え尾根へ取り付く。雪が少なくて藪漕ぎになるか?と思ってたがそれほどでもなくさくさく登り、上部のやや悪いところでロープを1ピッチ出す。P2からは多少のラッセルも交えながらも稜線を進み、P3を越えてすぐのコルで雪庇を崩して幕。星が見える夜だったが風が強く、飛雪がすごかった。

24169515895_a89ccfc434_k

12/28
7:10 C2 → 13:00 北鎌のコル → 15:30 C8-9付近コル(C3)
晴れ、ただし終日強風

昨日よりマシになった気はするが風が強い一日。
稜線行動+強風で寒かろう、と思い着込んで出発したが、いきなり急登のラッセルで汗だくとなる。その後も先行トレースが埋まり、まぁまぁなラッセルでなかなか進まない。P5の巻きが一番大変だったか。北鎌のコルを越えて更にラッセルしてると後ろから若者3人パーティ登場、お?H坂くんおるやん。 は、ともかくこのあとはこの学生パーティにラッセルを代わってもらい楽々進む。P8付近で幕の学生よりも少し先に進んだところのコルで幕。すぐ先にも緑のテント。貸し切りの様相かと思ってたが、やっぱり人気のルートなんやね。夜は雪となる。

23541327704_4e07c769f0_k

12/29
7:30 C3 → 9:00 独標(P10)→ 13:30 北鎌平 → 15:00 槍ヶ岳 → 15:30肩の小屋(C4)
曇りのち晴れ(強風)

明け方、雪は降っているが視界はそこそこある。勝負の日。
、なのに出遅れてテン場で学生Pに抜かれてしまい、独標の取り付きで後塵を拝することとなる。もちろん偵察でも登った直登ルートを行きたかったが、かなり待ちそうなので諦めて巻きルートへ。千丈沢側を少し巻いてすぐのルンゼを、昨日見た緑テントのパーティが登ってる。我々も同じラインを登り、ロープを出してる横をフリーで抜かせてもらい稜線へ。この人達は北海道からのパーティでもう6日目らしい。
あとは稜線をひたすら進む。風が強くて辛い。時々岩陰に隠れて風を避けて休憩しながら進む。独標で抜いた学生Pにも再び先行され、あとはトレースを追いかける。

24169528375_d280286c4b_k

風は強くなる一方の気がする…がともかく最後の槍の登りへ。
岩場をこなしたあとは締まった雪壁。アックスもアイゼンも効くので問題ないが、いかんせん休憩場所がなくて疲れる。落っこちたらサヨウナラ、だ。
11月に来た時より雪がしっかりついており、左手から巻き気味に登って行くとロープを出すことなく穂先へ出ることができた。強風の山頂で写真を撮り合い、足早に下山。肩の小屋は盛況で辛うじて空いたスペースにテントを張る。残ったガスを思いっきり焚いて宴会。

24169527015_921389a003_k

12/30
7:10 C4 → 10:00 槍平 → 12:00 新穂高
晴れ(強風)

相変わらず風は強いが小屋の中は穏やか。
計画では大喰岳の尾根下りだったが、飛騨沢に踏み跡もあり、またどう見ても大丈夫そう(雪が少ない)ので沢筋を下る。所により膝上ラッセルとなるも(ワカンなし)なんとか槍平へ。中崎尾根はすごい人だった。
雪は思ったよりあったが踏み固められた高速道路状態、新穂高までほぼ雪の上で行けた。そして当日中に帰京~

24061472412_83ee32954a_k

<感想>
一ヶ月前に偵察までして万全を期した今回でしたが登ってる間は全く余裕なし。風がすごかった。しかし振り返ると近年稀に見るほどの好条件。しかしそれを掴んで登れたのもまた実力、と思っておこう。笑。
それとモチベーション切らさず共に登った二人にも感謝。
 
※H部くんの記録は コチラ