メンバー:M藤L、H田

文三郎から見下ろす赤岳沢には、2日前の大雨の影響により赤茶けた帯が下流に繋がっている(鉱泉から業者小屋へ向かう登山道の橋が流されていた)。見上げると赤岳沢左ルンゼ取り付きの氷は「バッチリ氷結!」。そんな訳あるわけなく、繋がっているのか判別出来ないような「チョロチョロ氷」。上部には水の流れたような跡まである。
敢えなく、ショルダー左リッジへの転進を決定。
文三郎道から左にトラバースしリッジ末端へ、雪壁をノーロープで下部岸壁基部の灌木まで。
 
 
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1ピッチ(M藤)
岸壁基部を右へトラバースしリッジ上へ続く凹角へ。全く雪無し。雨は、氷った岩もすっかり溶かしてしまっており、「ガタガタ」動く岩ばかりで、剥がれたホールドを「そっと戻し」、積み重なった瓦礫を「そっと動かし、整理整頓」。そんな作業に手間取り、ふくらはぎ「パンパン」。1ピッチ目の終了点は貧弱なハーケン。こんな岩質なのでパスして、岸壁最上部の灌木を目指す。ギリギリロープ届かずビレイヤーに前に出てもらい、62メートル。
不快指数200%

2ピッチ(H田)
リッジを上を進む。灌木があちこち引っ掛かり煩わしい。上部岸壁基部まで。
不快指数100%

3ピッチ(M藤)
岸壁上部へ続く細いリッジを登る。ここもガタガタ、ボロボロ、煩わしい。
不快指数150%

4ピッチ(H田)
牧草地を斜めにしたような雪のない斜面を行く。フォローはロープ解除し登る。

5ピッチ(M藤)
再び、牧草地を行く。

6ピッチ(H田)
牧草地上部のちょっとした岩場を抜けると登山道に出た。Tシャツ&スポーツタイツに短パン姿のお姉さんが登山道を下って行く。冬の終りを感じる。
 
 
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(感想)
雪の無いショルダー左は、ただのボロボロの崩壊しかけた尾根でした。氷雪の困難とは違った意味で、難しさがありました。ここは、雪の無い時期に登るもんじゃありません。
 
 
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