4:35 桐ノ木キャンプ場 - 5:20 獅子の牢 - 7:10 8m滝 - 9:35 稜線 - 10:00 武尊山 10:20 - 12:05 武尊牧場
(飛ばし気味のタイムなので注意)

桐ノ木キャンプ場で沢装備を装着して入渓。夏至直後なので、4時半でも十分に明るい。
入渓してすぐに川場谷名物の平滑。川幅いっぱいにゆるやかなナメが広がっており、開放的で気持ち良いが、アクアステルスだとややすべり気味。

獅子の牢は両岸を被った岩に囲まれた薄暗い廊下だが、名前の割には大した事が無い。
その後、一カ所スラブのヘツリで手強い所があるが、それ以外は平凡な河原歩き。
しかし、川場剣ヶ峰沢の出会いから、ナメ滝主体の渓相となり楽しくなってくる。

核心部の8m滝はザイルを出すか一瞬迷うが、結局左壁から簡単に登れた。
その後は端正なスダレ状滝の連瀑を満喫。
唯一、堰堤上の滝がホールドが少なすぎて直登できなかったので、左の草付きから小さく巻く。

源流域に入ると笹が濃くなり、やがて水枯れして藪漕ぎに突入。
しかし6月末ということで比較的雪渓も残っており、その上を歩けば面倒な藪漕ぎも幾分ショートカットできる。
1975m東のコルを狙って左へ左へと進路を取っていたが、登山道が見えてきた辺りから強引に直上。
ハイマツを抜けて登山道に出た時点で、出発からジャスト5時間。
稜線からあらためて谷間を確認すると、もっと左に向かっていれば、雪渓沿いに藪漕ぎなしで詰め切れていたことが分かる。

快晴の武尊山頂からは360°の絶景で、遡行してきた川場谷もバッチリ俯瞰できる。
まだまだ登山道上にも雪渓は残っているが、山開きの週末ということで多くの登山者で賑わっており、鎖場では渋滞待ちも発生。
中腹以降続く雪解け後の泥状道は不快だが、沢靴なので特に問題なし。

正午にレンゲツツジの咲き乱れる武尊牧場キャンプ場に到着し、行動終了。
泊りの記録が多い沢ではあるが、ツメの藪漕ぎでヘマをしなければ、十分日帰りも狙える沢である。