メンバ-:H光L、S本(会員外)

7/5(土)
10:45 林道終点ゲート-11:25 光谷右俣入渓-11:50 行合-14:50 30m滝-15:50 光滝下-18:00 奥ノ二俣C1

銚子川沿いの林道を進み、終点となるゲートに車を止めて出発準備。
まずは林道を40分ほど歩き、入渓点で再度身支度を整えてから光谷右俣を遡行開始。
序盤は癒し系のナメや、絵馬小屋谷を彷彿とさせる行合のゴルジュが現れる。

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3段40mの滝が現れると、いよいよ核心部に突入した感。
直登は厳しいので右岸巻きに入るが、岩壁帯が予想以上に高くてかなり巻き上げられてしまった。
ルンゼのトラバースポイントに当たりを付けて懸垂下降し、その後もゴリゴリ藪の中を進みながら形の整った30m滝の下へ巻き降りる。

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30m滝を右岸から巻き、10m滝も右岸のルンゼから攀じ登ると、ついにお目当ての光滝多段多状80mが登場。
やはり雨で増水しており比較的登りやすい大滝とは言え、迫力十分。上段はガスの中に隠れており、虚無の中から飛瀑が現れる様は中々幻想的である。
下段は容易なので右岸を歩いて登る。中段の後半から徐々に水流に近づくことになるが、平水時はフリーでも問題なさそう。今回は増水しているので念の為ロープを出して登る。
無事に大滝を登って落ち口のテラスで一息入れようと思ったら、頭上に継続して3段55m滝が続いており、気分的にはまだまだ大滝の半分といったところ。こちらも念の為ロープを出して落ち口まで。
滝上はミニゴルジュになっているので、側壁を登ってから巻き、懸垂一回でようやく沢床に復帰。

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時間もそろそろ怪しくなってきたので、急ぎ足で奥ノ二俣へ向かう。
奥ノ左俣へ少し入ったところで右岸の高台に幕場適地を発見したのでテントを張る。
ちなみにこの日は昼過ぎから雨が降っており、大滝登攀中も絶賛降水中。夜半はさらに雨脚が強まって、テント内も結構濡れてしまった。

7/6(日)
7:30 C1-9:00 木組峠 10:00-11:00 不動谷-12:50 清五郎滝(第三下)-13:30 清五郎滝(第二上)-15:50 ゲート

6:00起きでラーメンを作り、雨の中出発準備。
わずかなハイクアップで台高の主稜線に到着し、ここから稜線上を南下して木組峠へ向かう。
木組峠からは主稜線から東の尾根へ派生する登山道を進むことになるが、あまりにも立派な道の為に尾鷲への縦走路と勘違いしてしまい、しばし藪の中を彷徨ってしまった。
この道は尾根上を東へ進んだ後、地図上では消失してしまうが、現地では南の沢へ下降する様にネット状のものが張られており、それを辿っていけば沢筋に降り立つ。この沢筋を少し下降すると、お目当ての不動谷に到着する。

不動谷は右岸に林道が走っているのでエスケープも可能だが、比較的時間に余裕があるので沢沿いに下降開始。
随所に広いナメや見栄えの良い小滝が現れ、爽快な降渓が楽しめる。
そして不動谷のクライマックスはなんといっても清五郎滝。記録によると清五郎滝は第一~第四まである様で、降渓する場合はまずは第四を右岸から懸垂ニピッチ、第三を左岸から巻き降りる。

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第三滝は形も素晴らしく、滝の下で飛沫を浴びながらその威容に酔いしれる。
そして続く第二滝はそれを遥かに上回る100m以上もの大滝。遊歩道沿いに観察することができるが、巨大過ぎて一度にその全容を拝むことはできない。
慎重に下降ポイントを探り、まずは懸垂一ピッチ目。後半の岩壁も一気にパスしようと思ったら危うくロープが足りなくなるところだった。ロープの伸びを利用して、なんとか無事に回収。大滝の屈曲に合わせて支点をずらしながら、合計懸垂下降四ピッチで大滝下の沢床へ降りる。

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ここからは巨岩と小滝が続くが、左岸に大滝観察用の踏み跡があるので、そちらを辿れば無事に車を駐車したゲートに到着。この日も下山するまで終始雨で、沢も結構増水していた様子。
おかげ様で、計五時間あまりの豪快な降渓を存分に満喫できた。
(H光)