■2012年9月14日(金)~16日(日)
■魚沼駒ヶ岳 水無川 真沢~祓川~中ノ岳~十字峡
■S藤H明、S口M恵

数年前、オツルミズを遡行して、真っ暗な中、ホーホーの体で下山した、懐かしい水無森林公園の小屋で入山祝の宴会・・しかし、平日入りしたので、駐車場には誰もいない。寂しい。
真沢は水無川の本流といった感じで、ずーっと真っ直ぐに進む。
暗峡(くらがりきょう)は、普通の人は、上手にヘツって一滴も濡れないらしいが、下手過ぎて落ちそうなため、パンツくらいの水位をジャブジャブで進む。


登れない10㍍滝は、手前のルンゼを(滑って恐いのでザイルを出して)登って、暫くトラバリ、30㍍懸垂して、倒れかかりそうな巨大雪渓の下を小走りで抜ける。雪渓は延々と続くので、更にトラバース、行き詰まったところで60㍍懸垂。
さらにメンドクサイ滝が続くが、これを越えて行くと【関門ノ滝50㍍】が厳めしい表情で現れる。でも、よーく見ると、左の壁は寝ている。キャラバンの沢靴が脱げそうなところに、ザラザラのステップに乗ってマジヤバかった。殆どノーピン。
次の【逆くノ字ノ滝30㍍】は、スラブ状~逆層階段状を下手なのでザイルを出して登って、垂直の藪漕ぎⅤ+級を経て、30㍍懸垂、さらに、もう一回、60㍍懸垂して、降りた立った所が、北沢大滝と【弊ノ滝 120㍍】の出合い。壮大な景色でありました。


ここでツェルト・ビバーク。岩盤がポカポカで暖かいし、木が乾燥しているので、下界からも見えそうなくらいの山火事みたいになって、身も心も安らぎました。スゴイ星空の下、本格イタリアンで赤ワインでした。

弊ノ滝は、下部はフリー、立ってきたところでザイルを出して3ピッチ。殆どノーピンだからとても恐い。
次いで、上信越の谷104のガイド本で、岩遊の手拭い八巻が腕組みしているオドロオドロしい写真で有名な【白龍の滝50㍍】が現れる。たっぷり見学してから100㍍戻って巻く。しかし、巻きとて高さがスゴイのでザイルを出して行く。
そして〆は【祓川大滝250㍍】・・チョロイらしいが、遠目にはスゴイ壁に見える。実際、あんまりチョロくはなかった。落ちたらイチコロなので、途中からザイルを出しっ放し、最後は、キワドイ草付きのトラバリでジャスト落ち口・・しかし、その上に登れそうにない10㍍が、半分まで登ったが、もしかして落ちたら・・ここでシクジルとマズイ。よって藪漕Ⅴ+をコンテで巻く。


癒し系となった沢を進んで、三俣(というか三俣風)を右に入り、高速道路状の岩盤を歩くと、美しい草原の中の登山道に出る。登山道はさりげなく沢を横切っているので、よく注意しないと、延々上げられる。藪漕ぎなし。
中ノ岳の避難小屋で打ち上げ宴会をして、翌朝は3時間(エアリアマップ5.5時間)で十字峡に降りました。