明星山 左岩稜 2015/10/10

アルパイン(夏)

岩組/10月恒例明星山合宿~S木・T内の新人(?)女子パーティーで、左岩稜に行きました。
両名とも明星山デビュー!本チャンあぶみデビューでした★
標高が低いのと、取り付き9時前のため、あまり寒くなく、登攀中は暑いくらいでした。

【タイムレコード】
0845 登攀開始
1230 展望台と同じ高さ
1620 下山開始
1730 駐車場帰着

PA100093

●1P目 S木 30m
朝イチの小ハング越え。ちょびっとルートを間違えて直上したところまで。

●2P目 T内 20m
トラバースでルート復帰。快適。

●3P目 S木 20m
出だしから悪い。リードもフォローも、本チャンあぶみデビュー★

●4P目 T内 40m
あぶみからフリーの感覚に戻れず、後ろも詰まっていたのでA0で。高度感バツグン。

●5P目 S木 20m
スラブで恐ろしいピッチ。松の木テラスより左に出た。

●6P目 T内 60m
トラバースから快適なリッジ!…と言いたいところですが、カメムシがびっしりといて、しかも風が吹くとパラパラと落ちてきた、ある意味一番恐ろしかったルート…。ピンがなく、カムとピナクルで支点を取る。

●7P目 S木 40m
ここから草付き。浮き石多い。

●8P目 T内 60m
踏み跡が薄かったので、敢えて小ハングを越えたり、岩を登ったり、アルパインちっくなルート取りをしてみた。
(ここでA山・H口パーティーに合流。ロープ60m分引いてもらい二人同時登攀をして終了。)

PA100084

○日曜日は雨のため大町の山岳博物館に行きました。北アルプスの成り立ち、山頂の石、そして山の先輩たちの使った道具。時を忘れました。

【感想/S木】
念願のみょうじに行けてとても嬉しかった!
難しかったけれども、谷川岳などでいろいろな経験を積んできたのでそこまでは怖くなかった。アプローチがないのは本当に助かりました。
反省点、、あぶみのシステムがまだ練習で獲得できていなかったので、今後は練習をして挑むことです。
気になったことは、カメムシがいっぱいいたこと。手が臭くなりました。
最後に感謝の言葉。T内さんとA山さんには練習からプラン、当日までお世話になりました。お二人がいなければ行けませんでした。本当にありがとうございました。ほかのみなさんもありがとうございました!

【感想/T内】
「ここに登るためにフリーをする」とA山さんが言い切る明星山。
実際目の前にして…明星山の迫力はすごかった!これは見ないとわからない。写真では(写真でも)、のっぺんと壁が立ち上がっているようにしか見えないけど、目の前に存在した瞬間に、自分がそこを登るんだ、という重圧とともに自分にのし掛かってくる。そして、登り終わった後に見ても、自分が登ったとは思えない圧倒感!人気のフリスピは、とてもじゃないけれど、登ってみたいと思えない恐ろしさ。
本チャン初のあぶみは自分なりにはスムーズに出来た気がするものの、あぶみからフリーへの頭と体の切り替えが難しかった。あぶみ自体も、もっと練習して、あぶみを使うクラシックルートにも挑戦したいと思った。
そしてもちろんフリスピも。フリーと本チャンの経験を重ねて、来年の自分は、フリスピの前に仁王立ちしている…かな?

ぶなの会

ぶなの会

労山(日本勤労者山岳連盟)加盟 ぶなの会の公式HPです。

関連記事

特集記事

アーカイブ
TOP