メンバー:S藤D、S津、I、H部

8/1
08:40 駐車場-09:45 角楢沢出合-13:30 2段滝巻き終了-16:00 C1

白い森おぐにでH部くんと合流し針生平先の林道終点に駐車する。他の車は5,6台停まっている。意を決して外に出るがアブはいるものの攻撃はしてこない。暑い中、角楢沢出合まで吊橋を3回渡って到着。出合からゴルジュになっていて苔が綺麗だが増水したら逃げ場がなさそう。出発してすぐに降りてきた釣り師とすれ違う。崩壊地を過ぎてすぐに左岸から4mナメ、右岸から滲み出るような15m滝が出合う。

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5m滝の右壁を越えてゴルジュが狭まり2mCS滝はフリーでは越えられず、ショルダーで越える。小滝が連続し右岸に20mトイ状、小滝で出合う支沢を見送ると下の沢の二俣、中の沢の二俣に到着。ここまでの魚影はなかなか濃い。谷は狭くここで幕営する気にはなれない。上の沢に入るとすぐに6m滝x2段。下は右壁を登り、上は左の崩壊から巻くが少し悪い。
少し進んでかなり沢が狭くなり右に屈曲した先の4m滝は登れず目の前の立ったルンゼからロープを出してはっちリードで巻く。すぐに3mのトイ状の上に大きな釜をもった5、6Mの滝が見える。遠目からも木でせき止められてややハングしており、登るのが難しそうなので、左から入る枯れ滝をはっちリードで25Mほど伸ばす。外傾していてプロテクションが取れず、結構怖い。
斜度がゆるんだところからIさんが1ピッチロープを伸ばしてトラバースするが最初が立っていて腕力がいる。1本ルンゼを越えてから下降すると、懸垂せずに沢に戻れた。

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崩壊地を過ぎると、蛇口をひっくり返したような滝が出てきて、右を登る。
20Mの多段のナメ滝は真ん中を登って、すべて滝で出合う三つ俣に到着。
真ん中を進み、5MのCS滝はシャワークライミングから右のチムニーを抜ける。

二俣を右に進むと20M多段の滝。ロープを出せば登れそうだが、時間がかかりそうなので、右の緩斜面から巻く。もうひとつ20Mほどの2段の滝がでてくるが、下段は左を登り、途中からややクライムダウン気味に、右にトラバースをするが1手が遠く、足元も滑りそうで怖い。右はじのブッシュをつかんで滝上に出る。他の会の記録によるとここで核心部が終了となるし、時間もいい時間なので、テンバを探しながら遡行する。

インゼルを越えたあたりで、地形図上で緩くなっている800M付近の右岸を覗くと、笹と雑草だらけだが、平な場所があったので、切り開いてテンバにした。
東北地方は今年は雨があまり降っていない為、パリパリに乾いた薪がたくさんあり、一瞬で火が付いた。梅雨時のように焚火であたたまる必要はなく、短い夏の始まりを感じる。

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8/2
05:30 C1-06:30 登山道-09:00 祝瓶山頂-11:30 林道終点

核心部はすべて終わって、上部は何もないらしいので、出発時に相談の結果、1092ピークあたりの登山道を目指すことにする。テンバから1つ小滝を越えてすぐに右から入る枝沢に入ると、すっきりとしたナメ状がしばらく続き、快適に高度を上げる。沢型がはっきりしなくなってから5分ほどの薄い藪こぎで登山道に出た。
地図をみると大北玉山経由より、祝瓶山経由の方がコースタイムが短いので、全員初めての祝瓶山経由で下山する。祝瓶山頂付近はスラブの露出が結構ありなかなかの景色。朝日は3年ぶり2回目だが稜線から見える景色は穏やかそのものだ。暑さが厳しく、ふらふらになりながら下山した。

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近くに日帰り温泉がみつけられず、運動公園併設の浴場で汗を流して帰京した。当日は自覚できなかったが、帰宅後大量の虫さされに悩まされる(全員、おそらく藪蚊の被害)

やや倒木が多く、小ぶりな沢でしたが、ゴルジュは深く訓練になりました。また、冗長な部分がなく、核心が詰まっているので飽きずに遡行できます。詰めは大正解で、祝瓶山にも登れてよかったです。
帰ってきて下の沢の記録を見て、こっちも機会があったら行ってみようと思います。
(D介)