メンバー:S、N野

11日 快晴
立山駅7:10→8:20室堂TMNL8:45→11:00別山乗越11:10→11:40剱沢BC(入山祝い、午睡)

12日 快晴 A1稜登攀
剱沢BC3:50→6:35平蔵のコル(登攀準備)→6:50A1稜取付き7:20→(8ピッチ)→10:15登攀終了10:35→10:50剣岳山頂11:30→別山尾根→(渋滞)→13:50剣山荘(生ビール)→15:00剱沢BC

13日 晴れ午後一時ガス A2稜登攀
剱沢BC4:00→(渋滞)→平蔵のコル→6:50A2稜取付き7:25→(各ピッチ毎に先行P待ち)→11:00登攀終了11:10→11:30剣岳山頂12:30→別山尾根→(渋滞)→14:25剣山荘(生ビール)→15:45剱沢BC

14日 快晴後曇り
剱沢BC6:45→7:30別山乗越7:40→10:05室堂TMNL10:40→11:47立山駅

1.初日に剱沢の警備隊に各雪渓の状態を聞きに行くが、やはり剱沢雪渓を歩くことに対しては自粛を求められDフェース登攀の望みは断たれた。立山連峰の山腹の残雪はほぼ見当たらず、剱沢、平蔵谷、長次郎谷の雪渓の大きさは10月並みかそれ以下と思われた。

13901533_282524335458465_7022709909600326668_n

2.A1稜
平蔵のコルで登攀の準備後平蔵谷のガレを下り、僅かに残った雪渓のシュルンド内を通ってA2取付きの1段下の取付きへ。取付きは比較的平坦で1ピッチ目の登路となる右上するチムニーの右壁基部にハーケン3枚。ほとんど登る人も少ないA1稜は触れば落ちる脆いボロ壁、何十年前の物か分からない古い支点が各ピッチに1個か2個。岩は全く信用できずロープの流れだけでも何回か落石が発生し、内1回はかなり大きな岩が落ちた。
ピッチグレードはせいぜいⅢ+を越えることはない割には気を抜けない緊張感と、支点を追わない(追えない)ルートファインディングが楽しめた。各ピッチ毎に錆びたハーケン2枚のビレイ点に出たので正しいルートをトレースできたのだと思う。10数年前に初めて登った時は正しいルートファインディングができず、稜に出るまでにノーピンの壁やハイマツの藪を迷走したことを想うと感無量。全8ピッチ、3時間弱で登攀を終了し、ガレ場を10分か15分歩いて山頂へ到着。これぞアルパインルート、満足の登攀でした。

13912478_282524392125126_7290928122328197064_n

3.A2稜
平蔵谷のガレを僅か下りた先の顕著な外傾テラスが取付き。下半のフェースの岩は固く安定し、その上ピンは選び放題。稜に出てからは浮石が多い。
当日は3人の先行Pが既に登攀を開始し、次の3人が取付きで待っていた。やたら時間のかかるパーティだったので腹を決めてのんびり景色を楽しむことにしたが、彼らのの不適切なピッチ切りの影響を受けたり、各ピッチ毎に長時間待たされたりで、剱クライミングの集大成としては画竜点睛を欠いた。

4日間快晴に恵まれ素晴らしい剱の日々を送ることができました。極簡単なルートにもかかわらず付き合ってくれたカオリンに感謝!
 
13901440_282524442125121_2199424358738987951_n