【メンバー】Lクロスケ(記)、N塚、Y本
4/9 7:30 駐車場 – 9:00 猿倉- 10:30 白馬尻 – 15:30 2600m付近 幕営
4/10 5:30 幕営地 – 8:45 白馬岳山頂 – 11:30 白馬尻 – 13:30 駐車場
白馬主稜興味ある人?と声をかけて集まった新人3人で、雪稜入門ルートへ行ってきました。
終電集合だったので、初日の行動時間を考え少し遅めの出発に。
白馬主稜以外の人も含めてかなりの人が入ってるようで、濃いトレースに導かれます。
白馬尻からルンゼを詰めて、主稜に乗っかる。
この日は天気が良すぎて、暑くて汗だくだし、雪は緩みまくりでした。
たまにシュルンドが開いてたり踏み抜きがあるけど、至って快適な道のりでぐんぐん標高を稼ぎます。
あまり明確なピークがないので、今は○Pなのかよくわからず、
地図上で確認できる幕営適地までとりあえず進んでみます。
足場はほとんど階段状なので、そんなに緊張感なく登っていけます。
予定していた幕営地に着くと、同時についた他パーティーの他にここで帰る予定の方が3人。
山頂に抜けるつもりだったが、雪の状態が悪いので撤退するのだとか。
夜は風が強い予報なので、掘り下げ&ブロックで壁を作りテントを設営。
明るい時間にご飯も食べ終わりました。
さて寝るか、という頃に突風が吹き始め、あやうく鍋が飛ばされるとことでした。
翌朝、5時出発を目指して起床。少しだけ風がおさまるのを待って出発。
登ってきた道を振り返る。
ここから先はトレースがないので、交代でラッセル。
途中、雪が繋がってない箇所で後続に追いつかれ、各々の道を切り開きました。
ここで刻んだほぼ垂壁トラバースが、白馬主稜で一番危険だった気がします。
(多分、この後来た人は後続が作った階段を使ったはず)
そこからもうしばらく歩けば、最後の壁。
トポでは2ピッチに切ると書いてあったので、そのつもりでリード登攀。
正直ロープいらないくらいの斜度だし、最後トンネルを掘るほどの雪庇も発達しておらず気付けば50mで稜線へ。
2ピッチ目やりたい、と言っていた仲間には申し訳ないことをしました。
横から見ても雪庇はあまりない
山頂ではちょうど隣の尾根を登っていた会の別パーティーと合流。
新人ばかりでどうなることか。
と思っていた雪稜も、天気と仲間に恵まれ楽しく歩いて来られました。
めちゃくちゃ映える下山道
帰りは大雪渓を一気に降りて、あっという間に下山。
八方の湯で汗を流して帰りました。
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