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9/19(土) 雨
12:15 泡滝ダム-皿淵沢トガラ沢-15:00 稜線-横沢下降-17:30 八久和川出合手前C1

アプローチの都合上、泡滝ダム出発はお昼過ぎ。
雨で先が思いやられるが、本日は支沢を繋いで八久和川にアプローチするだけなので、増水の心配は少ない。
林道を戻って皿淵沢を少し進み、トガラ沢に入渓した途端、水線を直登する小滝が次々と現れる。
上部はルンゼ状を辿って行けば、藪漕ぎもなく稜線の池塘に到着。これを左から巻いて、横沢の下降を開始。
 
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横沢は小滝が連続するが、通常懸垂下降をする様な高さの滝でも不思議とクライムダウンできてしまう。
結局、懸垂一回のみで八久和川出合手前まで進む。
八久和川出合周辺はゴルジュ地形なので、日が暮れそうなタイミングで適当な河原を見つけて幕営。
雨で焚火もできないので、泣く泣く寒い夜を過ごす。
 
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9/20(日) 雨のち晴
6:10 C1-八久和川-10:30カクネ沢C2(減水待ち停滞)

本日も雨の中、行動開始。いざ本流に降り立つと、やはり笹濁りで水量も多い。
本流遡行は厳しそうなので、ロープを使って渡渉して、右岸の段丘地形にある踏み跡に入る。

踏み跡は一度沢に降りるが、本流は増水しておりあまり進む気になれない。
右岸にあるはずの踏み跡を探して再び藪に入るが、それらしきものはない。
止むを得ず薮中をトラバースするが、幾度となく小さなルンゼに阻まれ斜面を上下する事数回、ようやくピンクテープを発見。
しかし、テープ発見後もいきなり踏み跡が消えたりして遅々として進まないので、後半はなるべく沢沿いを進むこととする。
最後はそれなりに明瞭な踏み跡になるが、斜面に無理やり付けられている為、結構滑りやすい。

ようやく到着したカクネ沢小屋跡でしばし休憩した後、話し合って減水待ち停滞とすることに。
お昼頃には雨も止み、念願の晴れ間が覗き出す。午後はぶなの巨木に囲まれた素敵な空間の中、まったりと森林浴。
折角八久和まで来ているので、こういう贅沢な時間の使い方も悪くない。
 
9/21(月) 晴
5:45 C2-9:45 茶畑沢出合-12:10 平七沢出合-13:20 登山道下降点-14:50 コマス滝上C3

水量もそれなりに減った様なので、停滞分の遅れを取り戻すべく、気合を入れて出発。
適当な小沢から本流に降り立ち、歩きやすい河原状地形を進んでいく。

芝倉沢出合から先は水量も強く、適宜ロープ渡渉、スクラム渡渉、巻きなどを駆使して激流を越えて行く。
パーティの力を合わせて激流を突破して行く感じが小気味よい。
 
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出発から4時間で立派な滝のかかる茶畑沢出合に到着。大ハグラ石滝は豪快な流れだが、ヘツリで突破できる。
激流と戯れながら進むと、やがて自然プールと呼ばれる地点に到着。深い緑を湛えた淵は、まるで八久和の宝石の様。
 
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右手の岩場から越そうとするが、奥に流れの強そうな小滝が控えているのが見える。
平水なら突破も可能な様だが、今回は敬遠して左岸から高巻き、懸垂下降で沢床に戻る。
 
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これで核心を突破したのか、後は癒し系の沢歩きで平七沢出合を越え、登山道合流地点へ。
ここには釣り師の大所帯がベースを構えていたので、しばし談笑。時間も早いのでまだまだ先に進む。

オツボ沢出合からは左岸の高巻きに入るが、釣り師もよく入渓している為か踏み跡が明瞭。
続くコマス滝を右岸の踏み跡から巻くと、素晴らしい幕営適地があったので、本日はここで幕。
 
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9/22(火) 晴
6:30 C3-6:55 呂滝-8:30 西俣沢出合-13:15 連瀑帯手前右俣出合-15:15 狐穴小屋C4

本日も快晴、呂滝に到着すると尺岩魚が三匹、足元をかすめて行った。
泳いで突破できそうだが、朝イチで冷えたくないので左から巻く。
 
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この辺から稜線も見え出し、淵を泳いだりしながら気持ちの良い沢歩き。
二時間で西俣沢との二俣に到着、これを左に進み、続く東俣沢との出合を右に入ると、いよいよ中俣沢の遡行となる。
 
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ここからはゆるいゴルジュ地形を小滝を登ったり、淵を泳いだりしながら進んでいく。
陽光で水面がエメラルドグリーンに輝き、まるで上越の沢の様な明るさ。
 
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15m滝はロープを出して左壁を直登。その後も同様の渓相が続くが、泳ぎ過ぎて身体が冷えてきたので、7m2段の滝は左岸から巻く。
 
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核心ゴルジュの入口にある6m滝は、ロープを出して右壁から直登。
その先は一段と険しいゴルジュになっており、容易に突破させてくれなさそうな雰囲気。
曲がれ右でそのまま左岸のブッシュ帯を目指してスラブを直登。
上がったところは段丘地形になっており歩きやすい。
少し藪を置いて斜め懸垂でゴルジュ出口の10m滝の落ち口に降り立つ。
この先に小さな雪渓が残っていたが、ブリッジになっている訳ではないので問題なし。
上部連瀑帯が見えたところでまったりとランチタイム。
 
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二俣から先の連瀑帯は遠目から見た以上に困難さはなく、下部は直登、中部は右巻き、上部は左巻きで越える。
 
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さらに10m滝を右岸から巻くと、ようやく源頭の雰囲気。
名残を惜しむ様に源頭のナメを詰め、藪漕ぎもなく狐穴小屋に到着。皆で固い握手をして完登を喜び合った。
 
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9/23(水) 晴
5:45 C4-7:30 以東岳-10:15 大鳥小屋-12:30 泡滝ダム

本日は登山道の下山のみ。左手に三面川、右手に八久和川の源頭という贅沢な稜線を辿って以東岳へ。
最終日も天気がよく、絶景の中、稜線漫歩。7時間弱で泡滝ダムに下山。
 
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