一ノ倉沢烏帽子沢奥壁南陵フランケ 2022/5/6

【メンバー】L NG野、クロスケ(記)

5/6 4:30 ベースプラザ – 7:15 取付き- 13:45 終了点 – 15:15 取付き – 17:30 ベースプラザ

前々日まで雪稜に行き、急にシーズン変わって夏山アルパインへ。


昨年はお隣大人気の南陵に行き、同じ場所で2度フォール&渋滞を作り出し谷川の洗礼を浴びることとなった。

個人的には、そんな思いを払拭すべく今年も一ノ倉沢へ向かった。

昨年は天候で断念した「南陵フランケ」へのトライ。トポを読めば読むほど期待が高まるルートだ。今回は絶対落ちないぞ!と、1年間の成長をぶつけるつもりで挑んだ。


平日なので少しゆっくりスタート。テールリッジまでの雪渓アプローチは特に問題なし。

今季まだ誰も入ってないのか、泥や草がかなりついており、フィックスのロープもだいぶ痛んでいる。昨年はどうだったっけ?と思いながら歩き、雪渓に埋まりでぎりぎり顔を出している南陵フランケの取り付きへ。

早速リードじゃんけん。勝ってしまった。以降つるべ登攀。

1P V クロスケ

出だしでいきなりフォール。やってしまった…。 気を引き締めて草のついたソールに気をつけて登攀。まじで支点ないし、ルーファイが難しい。

2P V NG野

比較的登りやすいしトポ通りなピッチ。 でも支点はほぼ取れない。お互いが見えるのがありがたい。

3P V+ クロスケ

トラバースからの直上。トポの図ほどトラバースせず、小ハングを右に巻き上げるとフェースが現れる。難しいフェースと書くだけあり、支点なしで行くのはかなり勇気がいるムーブが連続。岩剥がれないで、と祈りながら登攀。

4P V+ NG野

リードがかなり慎重にトラバースし続けており、ビレー中から不安になるピッチ。トラバース箇所に乗り上げる部分のホールドがめちゃくちゃ脆い。貧弱な木で乗り上げた後の、絶対に落ちられないトラバースがフォローでも怖い。 そのあとの垂壁は割と快適。

5P V- クロスケ

ルーファイがよくわかんないけど左上すると南陵に合流。 途中まではハーケンが見つかったけど、後半はわからず15mくらいはプロテクションなし。 のちに聞いた話、このまま直上するのが昔のルートだったとか?直上ラインにハーケンは少し見えたので行けたのかもしれない。

6P Ⅳ NG野

南陵に合流。階段と思うくらい簡単。

7P V クロスケ

南陵の核心ピッチ。昨年はフォローだったのでリードさせてもらう。南陵フランケのV級とは違い、ハーケン連打で快適。

下山は6ルンゼから。 今回は特に後続もいないので好きなラインで懸垂させてもらえた。

最後の取り付きまでの雪渓のトラバースが大変で、靴がびしょ濡れになった。

その後もテールリッジまで嫌な岩場と草付き。 雪渓までくると一安心。

2度目の谷川も、やはり谷川だった。またもフォールしてしまったことはとても悔しいし、春の抜けやすいハーケンで止まったこと、ビレイヤーのおかげでグラウンドせずに済んだこと、もろもろ本当に運がよかった。

沢とか雪稜とか様々なバリエーションに行ったけれど、アルパインクライミングが一番楽しい。

改めてそう思うルートでした。

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