9/17(月)
上田市と長野市の間にある姨捨山(冠着山(かむりきやま))にある坊抱岩(ぼこだきいわ)で軽くフリークライミングしたあと、夜のうちに明星山を臨むヒスイ峡の駐車場へ。
 
9/18(火)
翌朝、少し明るくなってきた5時過ぎに駐車場を発ち、ヤブに覆われた踏み跡を小滝川に向かって下って行く。川の水量は少なく、飛び石伝いに難なく対岸へ。河原を下流側に少し歩き、クイーンズウェイの取付を目指す。今回、クイーンズウェイを登るにあたり、言い出したこともあり、私が全ピッチをリードすることにした。
登り始めたのは6時過ぎだったろうか。サブザックはフォローのH田さんが背負う。

1P目(35mⅣ-): あまりランナーを取らずに、左上方のハング下に見える支点を目指して斜面を登って行く。

2P目(25m5.10a): 左頭上のハングっぽいところをカムをきめながらフリーで越える。
登って行って、草の生えたホールドに左手をかけると前腕に痛みが走った。そして、草の中から何匹ものハチが出てきた。刺されたっ。草の中にハチの巣があったのかどうか分からないが、腕を見ると2カ所ほど刺されたようだ。大きくて凶悪なスズメバチではなく、それよりも小さいが姿形は似ている。
はるか下でビレイしているH田さんからも、ハチがわ~んと飛んでいるのが見えたという。私はそこから右方に行ったところでピッチを切る。この日は刺された前腕は腫れなかったけれど、帰宅した翌日になって腫れだし、結局医者に行くことになった。
 
3P目(30mⅤ-): 省略

4P目(40mⅣ): 省略

5P目(30mⅤ): 下部城塞の切れ目のようなところを越えたような。

6P目(Ⅲ”~Ⅴ-): 中央バンドを登ったところまで某ルート図上3ピッチのところを2ピッチで行った。

7P目(Ⅴ-~Ⅱ・Ⅲ): 前ピッチから続いて、左上に向かって少し登ると、中央バンドのガレガレ地帯に出る。壁際に沿ってさらに登って行き、フリスピにつながる辺りまでロープを目いっぱい伸ばしてピッチを切る。見つけた残置ハーケンを支点にする。

8P目(40m5.8): ここから、フリスピは右上していくのだが、クイーンズは真上に登って行く感じ。ずっと上にもハングが見える。登って行くと、ところどころ残置ピンがあり、ラインは正しそうだ。

9P目(30m5.8): ここも5.8くらいなのだろう。

10P目(40m5.9): 上方にハングした岩が見え、そこを右から巻くらしい。直上してからハング下を右に巻く時に、左手で持った石がぼこりと外れて谷底に落ちて行った。回り込むところでは残置ピンがなく、ラインを見失いがちだが、ハング先を左にトラバースすると、ペツルの打たれた支点がある。

11P目(35mⅤ): 後半部の核心も越えたことだし終わりも近い。登って行って、少し左にトラバースしたところに太い木があり、そこで横になれる程度のスペースがある。木陰で座り込んでセカンドをビレイする。

12P目(20mⅡ・Ⅲ): 最終ピッチ。ガレ場と岩の間を越えて行き、岩の尾根状に出たところでピッチを切る。下を見ると、下降路らしき踏み跡が見えるから、ここが終わりで良さそうだ。H田さんが登ってきて登攀終了。時刻は13時過ぎ。登攀時間は7時間。

 九州沖の台風の影響か、登っていて暑くて暑くて喉が渇いた。あとは昨秋も歩いた長い下降路をおりる。川を渡り、ヤブ漕ぎすると車道に出た。車で明星山を離れたのは15時半頃。