☆ルートの印象
【1ルンゼ】
整備されてすっきりした。
特に4P目はこちらのほうがより自然。
 
【見張り塔】 
前半と後半のギャップがひどい。
前半の簡単さで気が抜けているところに大洞穴、ハングが見えると、精神的に参る。
下半分をカットすることもできるらしいので、そっちのほうがいいかも。
下降時のウソマーキングに注意。

10月19日(金)
今回、A山の会社のカレンダーが月曜日休みだったので、S津さんに無理を言って一緒にいっていただくことになった。
金曜夜20:30に亀戸で集合し、一路錫杖へ。
たぶん深夜2時ごろ着。

10月20日(土)
5:30起き。錫杖岩舎にむかう。
途中の渡渉も水が少ない。
8:30着。テント一張あり。
周りは錦秋そのもの。きれいきれい。

当初の計画とは順番を入れ替えて短そうな1ルンゼに向かう。
最近ルート整備されたと事前情報あり。

1p目 S津さんリード(50mちょうど)4級+
従来の1p目の終了点はなくなっている。
下向きクラックにNPをかませて5m上に整備された終了点あり。

2p目 A山リード(45m)3級
従来の2p目終了点をこえて歩き。
前N野さんときたときは、そのままルンゼを奥までいったが、整備後のルートは左のクラックを越える模様。
しょっぱなにナッツのオポジションをきっちりきめてクラックにはいる。難しくはない。
あがったところが大テラス。

3p目 S津さん(40m)3級
カンテに近いところを登る。外傾テラス。

4p目 A山(30m)5.9
従来のルートは右上クラックをアブミで登るが、整備後ルートはその左のフェースを登る。ペツル2枚あり。
ちょっともろいところがあるが、問題なし。

5p目 S津さん(30m)5級
ゴジラの背のようなところを登る。
最後の凹角からフェースの部分がぬれていて苦労している。
フェースに乗り越して頭を押さえられるトラバースしてテラスで終了。

6p目 A山(40m)4級+
左の凹角を少し登って右へトラバースしたら、残置がいっぱい。
そのまま登ると終了点。

終了15:00.
テン場に戻るともうひとつのテントは消えていた。
ジャンダルムがよく見える。

10月21日(日)
6:30起床、見張り塔をめざす。
7:30スタート。

前半は割愛。
大洞穴左のクラックに取り付いたのが13:30。

1p目 S津さん5.9
見た目よりかぶっている。
左のクラックにはいりすぎると辛くなる。
上部は快適なハンドクラック。

2p目 A山 5.9
左のかぶり気味のチムニーから。
途中の大きいチョックストーンにスリングでプロテクションとって、抱えて登ろうとしたらグラッと動いて、正直あせる。
もし落としたら嶋津さんを殺してしまう。なんとかこえて一安心。

そこからトラバース。トポにはプアプロと書いてありジャンボさんが大墜落したとS津さんが言った(聞かなきゃよかった)ので緊張する。
出だしにハーケンぶち込み、気合入れてスタート。
プアプロはプアプロだったが要所にはNPを決められるところがあり、さほどランナウトしなくて助かった。でも最後は吼えた。

最後の頂上クラックをS津さんがフォローするときにヘッデンとなる。
でも踏み跡はしっかりしていたので、タカをくくっていたが。。。。
忠実にマーキングに沿っていたのだが、突然途切れる。
最後のマーキングのところに荷物を置き、周辺を2時間ほど探し回るが、踏み跡が忽然と消えている。おかしい。
あきらめ切れなかったが22:00の時点で断念。ビバーク体制にはいる。
とはいっても、なにもないので持ってきている雨具などを全部きるだけ。
すぐに23:00目が覚める。寒すぎる。

幸いS津さんがライターを持っていたので、まじめに焚き火することにした。
最初はチマチマした火だったが、ちょっとづつ大きくなった。
でも森の中なので、あくまでもコントロールした火にした。
薪拾いもなんとなくかわりばんこにこなしていくうちに明るくなってきた。
あとかたを残すまいと思って炭すらないようにしたかったが近くにあった木の根元を焦がしてしまった。

明るくなったので大胆に行動できる。
暗いときにはわからなかった尾根とコルを目指したら以外に簡単に道に復帰。な~んだ。
そのまま沢をおりテントへ。テン場で朝ごはんをたべて下山。

結局、あのマーキングはウソだったことが判明。
あれをあのままにしておいたらまずいです。
どなたかはずしにいきませんか?

それにしても3日とも晴れたのは何日ぶりやろか。
ビバークで雨が降ったらたいへんでした。